菅首相が会見 「宣言」21都道府県に拡大(全文2)ワクチン先進国より3カ月ぐらい遅れた
全国一律の措置の必要性をどう考えているのか
高知新聞:高知新聞の五十嵐です。総理にコロナ対策でお伺いします。今回、高知県を含め4県が防止等重点措置に追加されましたけれども、大都市圏以外の地方の感染状況について政府の現状認識、今どうお考えか。併せて、全国知事会のほうが緊急事態宣言か重点措置、いずれかを全国的に拡大するよう、その検討をするよう要請しておりますけれども、その点について、全国一律の措置の必要性についてどうお考えか、よろしくお願いします。 菅:まず高知県ですけれども、新規感染者数がすでにステージIV相当であることに加えて、急速な伸びがあったということで、病床使用率もステージIIIという状況になったことを踏まえて、政府で高知県の意向もしっかりとお伺いした上で、本日の分科会に諮り、まん延防止等重点措置の対象としたと、このように理解をしています。それで、これ、全国のそれぞれの都道府県において一律という、全体の会議であっても1つずつ確認すると、そうでないところも結構あるんです。そういう中で、それぞれ地方の特殊事情っていうのがありますので、そうしたことを配慮しながら進めさせていただいているということであります。 司会:それではジャパンタイムズ、杉山さん、どうぞ。
アフガン難民を受け入れる考えは
ジャパンタイムズ:ジャパンタイムズ、杉山です。総理にお伺いします。アフガニスタン情勢について伺います。タリバンはアフガニスタン人の国外退避を認めない考えを示していますが、今後の状況次第では、アフガニスタンからの難民の方々を日本に受け入れるという考えはあるのでしょうか。 菅:まずは出国を希望する邦人や現地職員などの、迅速で、そして安全な退路の実現を最優先に、これ、取り組んでおります。その上で日本に来るアフガニスタン人に係る今後の対応についてというのは、関係国ともしっかり連携した上で、それぞれ置かれている状況、そうしたものも配慮しながら対応していきたい、こういうふうに思っています。 司会:それではテレビ東京、篠原さん、どうぞ。 【書き起こし】菅首相が会見 「宣言」21都道府県に拡大 全文3に続く