お菓子作りは難しくない! syun cookingが発信する「材料4つまで・常識やぶりレシピ」の誕生秘話
材料4つ以下で作れるお菓子レシピで、SNSフォロワー295万人超の人気を誇るsyun cookingさん。誰でも簡単に作れる上に、おしゃれで美味しいレシピはどのように生まれているのでしょうか? 【画像】 syun cookingさんの斬新なお菓子レシピはこちら この秋、2冊目の著書『ますます常識やぶりのアイデアおやつ~「材料4つまで」の100レシピ』(大和書房)を上梓されたsyun cookingさんに、レシピ誕生の裏話を伺いました。
「材料4つ以下」のこだわりはどうやって生まれた?
──syun cookingさんのレシピの特徴でもある、「材料4つ以下」という条件にはどのようにたどり着いたんでしょうか? 材料が5つ、6つのお菓子のレシピは結構多いんですけど、それだけあれば大体のものは作れてしまうんですよね。「材料4つ以下」だとインパクトがあるし、簡単に感じてもらいやすいと思い、この数に決めました。 正直、「材料5つだったら、トッピングのフルーツが足せるのに…」ともどかしくなることもあるのですが、この条件に関しては例外を作らないようにしています。 「お菓子作りは難しい」いうイメージを取っ払ってほしいので、とにかく「簡単でお手軽」という点を大切にしています。 ──レシピを考える中で、失敗をすることはありますか? もちろん、山ほど失敗します! 今YouTubeで1300以上レシピを投稿しているんですが、その半分以上で失敗を経験しています。 でも、最近は大体の目安がわかってきたので、一発で成功することがほとんどですね。
市販品を取り入れたあたらしい挑戦
──この度2冊目のレシピ本を出されたとのことですが、1冊目と比べて何か新しい挑戦はされていますか? 「簡単」「材料4つ以内」というコンセプトは1冊目と同様なのですが、それに加え、2冊目では市販品を使ったレシピを多く紹介しています。例えば、スーパーカップというアイスを材料に、プリンをつくったり。 材料にアイスやホットケーキミックスを取り入れたことで、より手軽に作れるレシピが実現しました。 ──2冊目の中で、思い入れの強いレシピがあれば教えて下さい。 2冊目の中だと、ポンデリングですね。 ポンデリングは家で作れるイメージがないと思うのですが、意外と簡単にできることがわかったんです。 材料を極限まで減らして、「切りもち」「ホットケーキミックス」「牛乳」「粉糖」の4つで作ることができるので、ぜひその驚きを味わってほしいです。 また、内輪の話になってしまうのですが、本の撮影の際、皆で材料を丸めて揚げたのもよい思い出になっています。