大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文4)株の置き換わりのタイミングかな
12日までにロードマップを発表する可能性は
産経新聞:ちょっと話は変わるんですけれども、出口戦略のロードマップ関係の話で、感染者数の倍加速度が少し落ちてきているかなという部分で、一方で自民党のコロナ対策本部が政府に対して、緊急事態宣言の期間の12日までに出口戦略的なものを出してほしいという話を緊急提言するという形で言っていまして。そうなると、国のやつが出てしまえばそのあとに大阪府のやつを出すということだったと、今までのご発言からすると、じゃないかなと思うんですけど、実際この緊急事態宣言中の12日までにロードマップを出される可能性というのはありますでしょうか。 吉村:いや、可能性としては極めて低いんじゃないですかね。だって今、大阪はまだこうやって増えている現状ですから。やっぱりピークアウトが明らかにピークアウトをして、これはもうある意味、医療も非常に厳しい、逼迫はしばらく続くと思うんですけど、そこはなんとか耐えられるんじゃないかとならないと、やっぱりその出口の話ってするタイミングではないと僕は思っていますので、9月の12日までにそれが来るとはなかなか思えないです。 司会:いいですか。そしたら日日さん。
往診チームの活動はいつから?
大阪日日新聞:大阪日日新聞の椎葉です。まず、診療所による往診チームの件なんですけれども、現在は6医療機関で対応するというふうに出ましたけども、これはいつからスタートというふうな感じで聞いておられますか。 吉村:これは準備は整っていると聞いてますので、もう速やかにスタートされるというふうに思います。ちょっと誤解なきように申し上げると、このチーム診療を行うのがこの6診療っていうことであって、もうすでに医師会所属の先生方で往診をしていただいてる、訪問して診療していただいてる方は多くいらっしゃいますので、もうすでにそれはやってます。なので、あくまでもこういうチーム往診が初めてだと、そういうふうにご理解をいただけたらと思います。 大阪日日新聞:これはいつぐらい。例えば支援金とかもあると思うんですが、いつぐらいまでっていうのは別に決めてはおられないんですか。 吉村:いや、もうこれは、もうこれに合わせて補助金のスキームというのもつくって、いつでも補助金交付できるようになってますので、本当に速やかに動きだすというふうに思います。この時期が、また日程が分かればお伝えします。 大阪日日新聞:日程、分かります? ちょっとまだ? まだ? 吉村:はい。 大阪日日新聞:速やかにということですね、了解しました。もう1つ。インテックス大阪の大規模医療施設なんですけれども、先ほど9月中に完成というところを目指すという話をされてたんですが、今たぶん動いてる中で、現状で一番ボトルネックになってしまっている部分、例えば人員の確保とかそこら辺、何か今、現状でつかんでいるものがあるようでしたらお聞かせ願います。 吉村:医療従事者、特に看護師さんの確保だと思ってます。それ以外の部分でもできるだけいろんな、もう本当に課題を言い出したら切りがないんですけど、そこについてはいろいろもう日々、会議もしながら進めていってますので、スピード感を持ってやっていきたいと思います。なんとかそれぞれ課題については克服できると僕自身は思ってます。スピード勝負のところもあるので、スピード感重視で進めていくと。これは今やってる最中です。何もないところからのスタートですけども、できるだけ9月中に開設というのを目標に進めていきたいと思ってます。