新登場の「メレル ジャパン アパレル」で注目なのは、汎用性の高い「コーチシャツ」だ
今年も猛暑日が続くのだろうか? 近年、気温や気象の変化が激しく日々の着るもの選びが難しくなっている。環境の急変に対応しやすいアウトドア用のウエアが日常着としても人気なのは、その快適性が大きな理由だろう。洗練された着心地のいいアイテムを探して「メレル(Merrell)」の直営店を訪ねると、今季デビューした「メレル ジャパン アパレル(MERRELL JAPAN APPAREL)」の製品が揃っていた。 撥水加工を施したユニセックスの「コーチシャツ(Coach Shirt)」などは使い勝手がよさそうだ。アウトドアシューズのブランドとして確固たる地位を誇る「メレル」がアパレル開発に本格参入したことは画期的なので、製品を通してアパレルについて詳しく聞くべく、丸紅コンシューマーブランズ株式会社でメレルのマーケティングを担当する田中祐介さんを訪ねた。
デザインから生産管理まで国内で一貫し、機能とスタイルを両立した新しいプロジェクト
アメリカのスポーツシャツから生まれたファッションアイテムに機能性を加えて、ラフなスタイルでアウトドアを楽しむのに最適な「コーチシャツ」は、ゆったりめのパターンなので快適なデイリーウエアとしても活用しやすい。 「ゆったり、コンフォートに着るスタイルです。この春『メレル ジャパン アパレル』をローンチしてすぐ、渋谷の直営店でお客様に受け入れられるかどうかドキドキしながら見守っていたんですね。近くのショップでシューズを買った女性が、直営店にアパレルが揃っていると聞いて見にこられて、かわいいからと『コーチシャツ』とセットアップのパンツを買って着用した方を見て、ぼくらが実現したかったのはこういうことだと思いました」 この「コーチシャツ」だけでなく、すべてのアパレルがユニセックスの展開で、XSからXLまで横断で全5種類のサイズを用意しているという。 「在庫リスクは高いんですけど、デザインから生産管理まで国内で一貫してコントロールしているメリットを生かして、女性も男性もリラックスして着ていただけるサイジングを追求しています。『メレル』のシューズはアウトドアでも日常でも快適に身につけられる汎用性の高さに定評がありますが、アパレルも同じように活用してもらえるよう『パフォーマンスライフスタイル』をテーマに企画開発しています」