小池都知事が記者会見6月5日(全文2)若い世代の新規感染が増加傾向
一気にステップ0へ戻ることも変更はないのか
東京新聞:じゃあ念のためにお伺いしますけど、再要請の目安、新規に50人以上っていうのを1週間平均でということですけれども、あれは一気に全業種を休業させるステップ0に戻るっていうことになってますけど、それも変更はないということで。 小池:急に逆戻りということではございませんが、ただ、やはり数値を見ながら全体として勘案していくということが必要だと思います。しっかりモニタリングも進めながら、それから専門家のご意見については、それぞれ必要なときに、また定期的に伺っていきたいと考えております。
夜の街以外の顕著な感染ルートがあれば教えて
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。夜の街対策なんですけれども、こちらの都民への呼び掛け以外に今検討している対策がありましたら教えていただきたいのと、あと最近の感染者の中で夜の街以外の顕著な感染ルートというのがあるようでしたら教えてください。 小池:感染ルートといいますか、院内感染については例の武蔵野関係ですけれども、きのうかな、これから発表するのかな、1人入っておられるということで、かなり多くの方々の検査を行いましたけれども、かなりの方、ほとんどが陰性であって、そしてこちらの武蔵野の病院関係は、ほぼ一段落したのかなというふうには考えております。ということで、逆に夜の街については年代を見ても、また1人1人の陽性者から聞き取れる範囲のもので考えますと、やはり夜の街っていうのは1つ、対策をしっかり講じていくべき場所ではないかというふうに考えております。 TOKYO MX:具体的な対策っていうのは。 小池:具体的な対策については、今日は見回りをするわけですが、あと来週12日にはガイドラインの、お店でもいろんな種類がありますけれども、ガイドラインの徹底をできるようにチェックリストをお配りする、もしくはダウンロードしていただく、そしてちゃんとそれをやっておられるお店の方々には店名も入って、そこにマル適マークではありませんけれども、この店はしっかりやってますという表示が出せるような、そのような工夫もしていきたいと思います。 こうやってこれからもいろいろ新しい対策も出てくるかと思っておりますので、できるだけ早く、皆さんが安心できて、そして利用する方にとっても、それから事業者に取っても安心できるような方法を見いだしていきたいと、検討中でございます。 【書き起こし】小池都知事が記者会見6月5日 全文3に続く