小池都知事が記者会見6月5日(全文1)歌舞伎町など夜の街で注意喚起行う
東京都の小池百合子知事は5日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事「東京都・小池知事「夜の街で注意喚起を行っていく」(2020年6月5日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事「夜の街で注意喚起を行っていく」 ◇ ◇
まだ警戒すべき数値
東京新聞:6月幹事社の東京新聞の【アベ 00:04:56】です。よろしくお願いします。冒頭、知事から。 小池:それでは今日の記者会見を始めさせていただきます。まず新型コロナウイルスについての最新、最新ではないですね、きのうの数字がベースになっていますけれども、モニタリング指標についてのお知らせでございます。まず、きのうの時点の状況をあらためてご紹介しておきたいと思いますが、新規陽性者数が18.3。そしてこの中の接触歴などの不明率は50を切っております、46.9。週単位の陽性者の増加比、こちらが2.03、超えております。重症の患者数は27人までになりましたが、まだ少し、それぞれ重症の方、だいたいこの数字で、減りつつありますけれども、26とか27という数字になっております。できるだけ早くご回復されますことをお祈りしております。 それから入院患者数が300を切りまして290人。そしてPCR検査の陽性率は2.0%。受診の相談窓口での相談件数は1000件を超えております。1028。それから新規の陽性者数でありますけれども、このところ増加傾向を示しているのはご存じのとおりで、まだ警戒すべき数値の状況ということであります。
若い世代の陽性者が増加傾向
また、週単位の陽性者増加比でありますけれども、先ほどご紹介しましたように2前後の水準での推移と。陽性者の状況については、若い世代が増加傾向であるということをこのところ毎日のようにお伝えをしているわけでございますが、その中でもいわゆる夜の街関連、一定数、確認されているということが、このところの、顕著というか、明確な傾向と言えるかと思います。 ステップ2に以降したのが6月1日でございましたけれども、その直後、6月2日から都は東京アラート発動中ということでございまして、レインボーブリッジと都庁が赤くライトアップされているという状況が続いております。これは、都民の皆さんに新しい日常をまず徹底してくださいと、それから事業者の皆さんには、ガイドラインなどを踏まえて感染拡大防止対策、これも徹底していただきたいという、そのような強い思いを込めているものでありまして、感染拡大防止、そして経済社会活動との両立、この2つを図っていくために、都民の皆さん、事業者の皆さん、ご協力をお願いという、そのような意思をお伝えいたしております。 そして夜の繁華街のこと、何度も申し上げておりますけれども、感染拡大防止の取り組みについてお伝えをしておきます。多くの新規感染者との関連が判明しているこの夜の繁華街、夜の街でありますけれども、都民の皆さんに対して街頭での注意喚起、それから周辺区域での呼び掛けをいたします。これは地元自治体と連携をして実施するものであります。 まず今日の、金曜日ですね。5日19時から、新宿区の歌舞伎町周辺で実施をいたします。今後は東京アラート発動期間中の木曜日、金曜日、週末、みんなそういう、歌舞伎町に限らずだとは思いますけど、繁華街に行きたくなるような、そういう曜日でありますけれども、それらの場所において呼び掛けなどを行う予定にいたしておりますが、今日はまず歌舞伎町ということであります。 続いて、多数の利用者が訪れる都立施設を、このステップ2に入りましてから再開をしたわけでありますけれども、特にそういう施設を訪れる方々、安全・安心にご利用いただくということから、東京版の新型コロナ見守りサービスの運用、これを来週の6月12日から開始をするので、そのお知らせをしておきます。