小池都知事が記者会見6月5日(全文2)若い世代の新規感染が増加傾向
五輪の簡素化・合理化をどう考えているのか
やはりここが、ずっとだらだらと続く中での、ベースって言うのはあれですね。ずっとこれは続いているということです。これからも注意を、皆さんのご協力を得やすいような形で、ここがなかなか、知恵を絞らなければいけないと思います。せっかく再開したのにまたかよっていう方もいらっしゃると思いますが、ここは皆さんと共にウイルス対策をしっかり進めていくと同時に、あと、先ほどは梅雨の時期で、このあと台風の時期でって言っているうちに、また風邪がはやりだすということで、そここそまさに第2波に備えるということで、この間をどう対応していくか、どう対処していくかっていうのは、このあと、とても重要な時期だと、そういうふうに認識しております。 東京新聞:ありがとうございます。2つ目なんですが、これも新型コロナウイルスとの関わりになるんですけども、東京オリンピック・パラリンピックの1年の延期に絡んで、今日、知事、登庁のときの報道陣の取材にもお答えいただいたと思うんですが、今後、簡素化とか合理化というのを検討していくということなんですけれども、現時点で開会式・閉会式の簡素化というのは取り沙汰されているんですけども、それを含めてどういったことが具体的に知事の頭の中で実現可能なのか。当然、新型コロナウイルス対策だけじゃなくて、コスト削減というのも非常に大きなテーマになると思うんですが、その辺り含めてお願いいたします。 小池:今ご質問ありましたようにコストの削減と、それよりも何よりも安全・安心な大会にできるかどうか。コロナウイルス、どこまで国内において、また、世界全体において抑えられているかというのは、これは大きな課題になっているわけです。
組織委・森会長と認識を共有
より、最初のご質問の簡素化ですけれども、きのうも組織委員会、森会長のところに伺いました。そういう中で、サービスレベルの水準の最適化、そして合理化、それによってコストの縮減ということで認識を共有したところであります。合理化すべきところ、簡素化すべきところというのは、大会の準備に向けまして関係者内でさまざま検討も必要だということであります。そしていつも申し上げるようにIOCが絡み、IPCが絡み、絡みというか、それが主催なんですが、国と関係者でそこは知恵を絞っていきたいと思います。 より具体的な話は、100日前をどうするかということで、これまでも200日前、200日前は吹っ飛んだんでしたかね。その前は節目節目、1年前とかね。節目節目で、結構イベントで皆さんと共に盛り上げるという、そういうイベントをやってまいりましたけれども、100日前というのが7月23、24、どっちを取るかですけれども、そこでどれぐらい集まれるかとか、密にしちゃ駄目だと言いながら、その時点でどうなるかも問題ではありますけれども、やはりそこでにぎやかに、大いにということになるかどうか。やはり大会を進めるに当たっては、都民の皆さんの共感やご理解が何よりも必要だと思いますので、それにふさわしい100日前イベントをどう迎えるかというのは、直近に対応すべき課題だというふうに考えております。 きのうも森会長ともお話ししましたのは、やはり今この時期でありますので、そこは工夫をしていこうねと。簡素化の方向ですけれども。だけどみんな、アスリートの皆さんもやる気を維持してもらわないといけませんし、せっかく東京大会、地元、国内、東京、日本で行われることで、これまでそこに全て懸けてきた方、本当は今年の7月、8月なんだけど、それを、なんとか自分を励ましながら、お互いを励ましながら、来年に向かっていらっしゃる方々、アスリートの方々、それからいろいろ楽しみにしている方々、そこ、そういった方々に、やはりある1つの希望の光かとも思いますので、そこをどうやって簡素化しながら大きな期待につなげるかという、非常に難しいけれども、大きな役割を見いだしていきたいというふうに考えています。