都庁のライトアップ「レインボー」から「赤」に 東京アラート発動
東京都は2日、新型コロナウイルスの感染拡大の兆候が見えた際に都民に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を発動した。これに伴い、同日夜11時に都庁とレインボーブリッジのライトアップがレインボーから赤一色に変わった。 【中継録画】「東京アラート」発動 赤色に変わった都庁ライトアップ
同日の都の新規陽性者数は34人となり、5月14日以来の30人台となった。小池百合子知事は報道陣の取材に対し、「院内感染があったとはいえ、警戒すべき水準」と指摘。「(専門家から)また繰り返しになりますよ、と言う警告の意味も含めて(アラートを)発動すべきだ、と意見をいただいた。原点に立ち返って、お一人お一人の行動が社会全体に影響をもたらすんだという意識を持っていただければ」と都民に協力を求めた。
レインボーブリッジも警戒呼び掛け
芝浦地区と台場地区を結ぶ「レインボーブリッジ」も赤色にライトアップされた。橋脚が東京湾に赤く浮かび上がり、感染拡大への警戒を呼び掛けた。