石破氏・菅氏・岸田氏が共同会見(全文3完)説明責任を果たす姿勢は大事
やはり任命責任というのはある
石破:1億5000万は党から出てるわけですよね。党が事業をやって金を稼いだわけではないですよね。政党助成金であり、党費なわけですよね。そうすると私たちの党費、こんなことに使われるのと。私たちの税金、こんなことに使われるの。そう思う人が出るのは当然のことじゃないですか。私は誤った使い道がなされたとは思っていない。しかしながらそれを解明する責務は自民党にあるんだろうというふうに思っております。自民党が正しいことやってると信ずればこそそうなのです。 これは今、裁判の途中ですから、あれこれ言及することはしてはなりませんが、いったいいつの時期に、どういう文言を添えてということですよね。それが地盤培養行為なのか、買収なのか。これは確たる司法判断が今までないので、判例でね。そうするとここで予断をもって言うことはできません。それは司法の判断ということになります。 しかしそれをなんに使ったのということで、党として例えばあの広い広島ですから、どうやってダイレクトメールを出して、どうやってポスティングをし、それはだいたいのお金は出るわけですよ。そうするといったいなんだったんだろうな、この1億5000万、ということは分かってくるんだろうと思うし、私たちも私もそうですが選挙の応援に行くときに、わが党が自信と誇りと責任を持って公認したということをよく言うわけですよね。有権者の方、そうなんだと。自民党がそうやって公認したんだと。その責任はあるんだろうと思っていて、離党されたからそれでいいという話にはならんだろうと。常に有権者の立場に立って見るということですね。 閣僚の問題については、それはやはり任命責任というのはあります。なぜその人を推したのかということについて説明が必要でしょう。そして、捜査に支障があるのでこれ以上、申し上げられません、そうじゃないでしょう。潔白であるとするならばそうなんでしょうね。それを言うことがなんで捜査に支障があるのか。私にはよく分からない。潔白であれば、なぜなのかということをおっしゃっていただくことは、ご本人のためであり自民党のためだと私はそう思っております。 司会:それでは、3列目、4列目辺りちょっと飛ばした気はするんですが、眼鏡の方。