大阪市・松井市長が定例会見10月7日(全文2)人が代われば元に戻る
首長1人が1カ所ずつ見たほうが寄り添える
読売新聞:読売新聞の浅野です。ちょっと先ほど言及あった児童相談所のことでお伺いしたいんですけど、今すぐに戦略会議で決定して4カ所目の児相もつくること決定してると思うんですけど、特別区になって1カ所ずつ設置した場合も4つだと思うんですけど、特別区下での児相と大阪市のままでの児相っていうのは、発揮できる能力とかっていうのは変わってくるというふうにお考えでしょうか。 松井:これは、児相も運営するには予算というものが十分必要で、児相の中でどういう子供たちの支援、それからDVの支援をしていくかというのは、いろんなパターンがあります。これも一律じゃない。これは必ず首長とセットで動くことで、そのエリアの人たちを、子供の虐待、DVに遭っている人たちの支援策っていうのは、よりニーズに合ったものができると。 今、僕1人なんで、例えば児相4カ所、大阪市につくると。この4カ所、1人で全部回ることできません。その状況。だから、できたとしても4カ所に1人ずつ予算編成できる首長いるほうが寄り添えるんじゃない? 子供たちに。児相も行きました、大阪市長になってから。子供たちの、やはり、より大人に対して、もう近づきたいという気持ちがあるんだけど、すごく子供が歓迎してくれたんですよ。こっち側が行って元気づけなきゃあかんのに、もう向こうが笑顔で近づいてきてくれる。それはやっぱり、そういう虐待を受けた子供を勇気付けたい。でも1人で4カ所見るより首長1人が1カ所ずつ見たほうが、より寄り添える。それはたぶん、僕は機能を強化されているというふうに捉えています。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見10月7日 全文3に続く