サヘル・ローズ、「自分を愛していい」「幸せになっていい」。自分を愛せず苦しんできた私が今、伝えたいこと
サヘル・ローズさん
PROFILE 1985年イラン生まれ。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で養母フローラと来日。主演映画『冷たい床』で、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。国内外問わず、個人で支援活動を続け、2020年にはアメリカで人権活動家賞を受賞する。著作に『言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”』(講談社)などがある。2024年、初監督作品『花束』を公開。 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●記事の内容は2024年11月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
『これから大人になるアナタに伝えたい10のこと』
「つらく苦しい半生があったからこそ、他者に共感し手をさしのべることができている。自分の不完全さを愛し受け入れること、そこから人としての本当の強さ、優しさは生まれるのだと、サヘルさんに気づかされた。紛争や貧しさがまん延し、難民となってしまう人が増え続けている今の時代に、その共感と優しさは、最も大切な感性かもしれません」と、童心社担当編集中山佳織さんは話す。サヘル・ローズ著/1650円(童心社)
たまひよ ONLINE編集部
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