「キャリアフリーのお客さまに対しても電話番号とかを使ってSMSの認証もこれは必須化しますので、その2つである程度、対策ができる」と丸山副社長（中央）

　NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使って不正に預金が引き出された問題で、同社は10日午後、記者会見を行った。 【動画】「ドコモ口座」不正引き出し問題　NTTドコモが会見 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「ドコモ口座」不正引き出し問題　NTTドコモが会見（2020年9月10日）」に対応しております。 　　　　　◇　　　　　◇

継続的なレビューを外部に委託していたのか

記者3：フリーランスライターの【ハヤシ　00:50:09】と申します。セキュリティー上に、まず1点。質疑応答の際に、セキュリティーに絶対はないっていうお話だったんですけれども、その場合は継続的なレビューを外部の機関に委託すると、そのときの状況に合わせた対策、対応が取れると思うんですが、そういうことをやっておられたのでしょうか。 丸山：実は私、会社ではCISOというポジションも兼務してございまして、会社全般のセキュリティーについては、部外の第三者機関にも定期的にレビューをお願いをし、レポートいただいて、必要なところは改善をするようにしてございます。 記者3：その外部機関名は公表できないと思ってよろしいですか。 丸山：申し訳ございません、公表できませんが、皆さんもよく知っている大手のグローバルな機関でございます。 記者3：2点目。今回の66件でしたっけ、の不正は、8月以降に行われたっていう話だったんですけれども、そうすると、どのIPアドレスからドコモ口座をつくりっていうログが残ってると思うんですけれども、その傾向についてなんかありますか。例えばドコモの回線から来ている、非ドコモのキャリアから来ている、日本から来ている、海外から来ているっていうようなところ、ありますか。 田原：そちらにつきましては今、情報を集めて分析中でございます。 司会：じゃあ次の質問。じゃあこちらの列の、5番目の方ですかね。いや、その後ろの方で。