雨宮塔子さん流の“好き”を詰め込んだ「パリの家」が完成!「心寛げるリビング」のインテリアとは?
フリーアナウンサー、エッセイストとして活躍されている雨宮塔子さん。思い切って決断したパリ移住から25年、昨年秋に著書『MY HOME , MY LIFE .』を出版しました。これまでに、アパートから戸建てまで、ライフスタイルに合わせてさまざまな部屋を選んできた雨宮さんが、築150年近いアパルトマンの1室をリフォーム。こだわりぬいたインテリアや暮らしの様子をご紹介されています。将来的には、二人のお子さんが家を離れ、一人で暮らすことを想定したうえでリフォームされたというご自宅。今回は、特別に『MY HOME , MY LIFE .』の中から一部抜粋してお届けいたします。 【写真】リビングも家具もモダンで素敵!雨宮さんのパリの家のインテリアを見る 「現在は息子とふたりで暮らすアパルトマン。北欧やイギリス、そしてミッドセンチュリーと部屋やコーナーごとにさまざまなテイストが混在しているのは、私の『好き』を詰め込んでいるから。それを『パリスタイル』と言うのは少しおこがましいけれど、自分なりにこだわり抜いた結果、今、心から寛げる我が家が完成しました」
居心地のよさを重視した雨宮さんこだわりの光あふれるリビング
一日の中で多くの時間を過ごす空間はリビングですよね。それだけに「こうしたい!」というところは少なからずあって、まだまだ発展途上です。例えば床。当初はもっと濃い色のフローリングだったのですが、1回削って、さらに「Javel(ジャベル)」という液体で色を抜きました。それにマットなニスを塗ってあるのですが、現状、理想の色には到達していなくて。もう少し淡い色味にして、北欧テイストを強められたらいいなと思っています。大切にしているのは、「温もり」。全体的にスッキリとクールなイメージでありながら、どこかに 温かみがあるリビングが私の理想です。完璧にクールを追求したお部屋はかっこいいけれど、いわゆるモデルルームのような家では訪れる友人も私自身も心から寛げないので。実際に心地よく暮らすためには、程よい生活感も必要だと思っています。