【MLB】 パドレスがアスレチックス下す 絶好調のタティスJr.が13号ソロ
日本時間6月11日、今日から始まったアスレチックスとパドレスの3連戦は、パドレスの勝利によって幕を開けた。パドレスは先制を許したものの、ジェイク・クロネンワースとフェルナンド・タティスJr.のソロ本塁打ですかさず逆転。3対1となった後、7回にも3点を追加してリードを伸ばした。6回1失点の好投を見せたパドレス先発ディラン・シースが6勝目(5敗)を挙げ、アスレチックス先発ジョーイ・エステスが2敗目(2勝)を喫した。 パドレスは、2回にアスレチックスの5番タイラー・ソダーストロムの2号ソロで先制を許す。しかし、3回に4番ジェイク・クロネンワースが、4回には2番フェルナンド・タティスJr.がソロ本塁打を放ってすぐさま逆転。続く5回にも8番金河成(キム・ハソン)のタイムリーで1点を追加した。7回、アスレチックスのブルペンを捉えて、一死満塁のチャンスを作ると、本拠地ペトコ・パークの照明が落ちてしまうアクシデントが発生。照明が復活して試合が再開しても、パドレス打線は集中力を切らさず、押し出しと犠牲フライ、7番ジャクソン・メリルのタイムリーを合わせて3点を追加した。 【動画】 パドレス・タティスJr.の13号ソロ(MLB.comより) パドレス先発シースは、8安打を浴びながらも粘りのピッチング。4度の得点機をいずれも退け、ソロ本塁打の1点のみに抑えた。決勝点となる13号ソロを放ったタティスJr.は連続試合安打を16試合に伸ばした。16試合連続安打が始まるまでは.244だった打率は今や.280に上がっている。6月に絞れば、打率.439、4本塁打、OPS1.305と、その絶好調っぷりが窺える。 パドレスは今日の勝利で再び借金を返済し、シーズン通算35勝35敗に。ナ・リーグワイルドカード単独2位をキープしている。一方のアスレチックスは3連敗で26勝42敗に。今日も2年目のエステスが5回3失点と試合を作ったが、ここ8試合で平均1.6得点と打線にブレーキがかかっている。