【MLB】 ツインズのシティコネクトがお披露目 ミネソタ州の湖がコンセプト 地元出身の歌手プリンスのモチーフも
日本時間6月11日、ツインズがシティコネクト・ユニフォームを発表。このプログラムに参加していないヤンキースとアスレチックスを除いて、ツインズが最後のシティコネクト・ユニフォームのお披露目となった。 北米プロスポーツで初めて本拠地に都市ではなく、州の名前を冠したツインズにとって、このシティコネクト・ユニフォームは"ステートコネクト・ユニフォーム"と言うべきものかもしれない。ユニフォームにはミネソタ州を想起させるモチーフがふんだんに盛り込まれている。 コンセプトの中心に据えられているのは、ミネソタ州にある1万の湖。全身は湖の水をイメージした紺碧で統一され、キャップや袖に差している黄色は湖に輝く太陽がイメージされている。上半身のジャージには、湖面の波紋を表現した様々な色合いの青を使用。さらにキャップの裏には、ミネソタ州出身の歌手プリンスが出演した映画のセリフにちなんで、ミネトンカ湖の形があしらわれている。 上記以外にも様々な技巧が凝らされ、メッセージ性も強い今回のシティコネクト・ユニフォームだが、ツインズはあえてシティコネクトの発表を遅らせていたという。ツインズは2023年シーズン前にユニフォームのデザインを一新しており、そこから時間を置きたかったとツインズの球団副社長は語っている。選手たちのファーストインプレッションも上々だ。先発投手のジョー・ライアンは「いつものユニフォームと違うのはクールだ。良い仕事をしてくれたと思う」と高評価を与え、スパイクなどで自分の個性を加えることも楽しみにしているそう。ツインズにシティコネクト・ユニフォームは日本時間15日の試合で初めて着用され、今シーズンは10回以上着用される予定だ。