【MLB】 主力休養のヤンキースがロイヤルズ破る ロドンが好投でア・リーグトップ9勝目
【ヤンキース4-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間6月11日、今日から始まったヤンキースとロイヤルズの4連戦の初戦は、ヤンキースに軍配が上がった。ヤンキースは初回にタイムリーとセーフティスクイズで2点を先制、さらに4回にも8番ホセ・トレビーノのタイムリーで2点を追加。ヤンキース先発カルロス・ロドンは7回1失点の好投で試合を作り、ア・リーグトップの今季9勝目(2敗)を挙げた。今季好調だったロイヤルズ先発セス・ルーゴに今季2敗目(9勝)が付いた。 【動画】ヤンキース・ロドンの好投(MLB.comより) ヤンキース打線は、ロイヤルズ先発の今季9勝1敗・防御率2.13と好調なルーゴを序盤に攻め立てた。初回、復帰したフアン・ソトの安打を足がかりに、4番アレックス・バーデューゴのタイムリー、5番DJ・ルメイヒューのセーフティスクイズで2点を先制。さらに4回にもトレビーノの2点タイムリーが飛び出し、4点のリードを奪った。 4点の援護をもらい、ヤンキース先発ロドンもそれに応えるピッチング。7回5安打無四球3三振の投球で、失点は7回に6番フレディ・ファーミンに浴びたタイムリーによる1点に抑えた。ロドンの後を受けたイアン・ハミルトン、マイケル・トンキン(今季初セーブ)もリードを守る粘りのリリーフ。ロイヤルズは8回にボビー・ウィットJr.の二塁打で2点目を挙げたが、後続が続けずに反撃もここまで。終盤は再三得点機を作ったが、あと一本が出なかった。ヤンキースは、主砲のアーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントン、守護神クレイ・ホームズを休養させていた中、今季好調のロイヤルズを退けることができた。 東地区首位ヤンキースは、今日勝利した2位オリオールズとの差を2.5ゲーム差から縮めず。中地区2位のロイヤルズは首位ガーディアンズとの差が4.5ゲームに広がってしまった。今季好調のチーム同士の4連戦は明日2戦目を迎え、ヤンキースはマーカス・ストローマン、ロイヤルズはブレイディ・シンガーが先発予定。