因縁勃発!ドジャースの右腕がヤンキースを痛烈こき下ろし「完全にうちと不釣り合い」…NYメディアが激怒「傷口に塩を塗った」
因縁の勃発だ。大リーグの第110回ワールドシリーズ(WS)ドジャースが4勝1敗でヤンキースを下し、4年ぶり8度目の頂点に立って幕を閉じた。ドジャースからFAとなった救援右腕ジョー・ケリー(36)は4日(日本時間5日)、ネットラジオ番組『ベースボールイズントボアリング』に出演。WSで対戦したヤンキースをこき下ろした。 ◆大谷翔平の妻・真美子さん、デコピンを抱きながらガッツポーズ【写真】 「ヤンキースはまともなプレーもできない。最初から完全にうちと不釣り合いだった。クレージーなことなど何もしなくても、ドジャースの野球を普通にすれば勝てるとみんな分かっていた」 「プレーオフに出場した(全12)チームに順番を付ければ、ヤンキースは8番目か9番目だった。パドレス、フィリーズ、メッツ、ブレーブスは全てヤンキースより上だ。ガーディアンズもクソみたいなプレーをしていたが、ヤンキースよりマシだった」 「うちにはスーパースターがたくさんいるが、細心の注意を払って懸命にプレーし、怠けたりしない。それが違いで、両軍を分ける大きな差だ」 さらに、ビブ・ファウンダー・ホストから「ヤンキースの連中は何かピーチクパーチクさえずっていたね」と振られると、「そいつはキュート(かわいい)だね」と笑った。 当然ながら、ヤンキースの地元ニューヨークのメディアは激怒した。放送局SNYは「ジョー・ケリーがヤンキースの傷口に塩を塗った」と報じ、ニューヨーク・ポスト紙は「ドジャースのジョー・ケリーがヤンキースのスター選手たちを『怠けている』『不釣り合い』とこき下ろした」の見出しで「歯に衣を着せないリリーバーが、ヤンキース憎しの火に油を注いだ」と伝えた。 ヤンキースは第5戦で5点リードの5回、ジャッジの平凡な飛球ポロリとボルピ遊撃手の送球エラーなどで2死満塁のピンチを迎えると、エース右腕コールがボテボテの一塁ゴロに対してベースカバーに入り損ね、まずは1失点。ここから右腕は明らかに集中力を欠いてタイムリー2本を連ねられ、一挙に同点とされた。 結局、この試合に6―7で逆転負けして敗退し、「負ければ敗退の試合」で5点差をひっくり返されたのは、110回を数えるWS史上でもワースト記録となった。
中日スポーツ