ドジャース・カーショーがオプション破棄してFA、球団と新契約を結ぶための措置か
ドジャースの先発左腕クレイトン・カーショー投手(36)が、来季年俸1000万ドル(約15億円)の契約オプションを破棄しFAになったと4日(日本時間5日)、AP通信など複数の米メディアが伝えた。ただ、本人は優勝パレードでも「生涯ドジャース」と宣言したようにドジャースを離れるつもりはなく、球団と新しい契約を結ぶための措置とみられている。 【写真】カーショーと再会し話し込むダルビッシュ カーショーは今年2月に1年500万ドル(約7億5000万円)プラス2年目に同額のオプション付きで契約。出来高により来季のオプションが1000万ドルに増額していた。 サイ・ヤング賞3度、通算212勝を誇るカーショーは昨年11月に左肩を手術し、今季は7月25日のジャイアンツ戦で復帰。しかし8月30日のダイヤモンドバックス戦で左足親指の痛みを訴え、負傷者リスト入り。7試合で2勝2敗、防御率4・50に終わった。ポストシーズンでの復帰を目指したが、思うように回復せず復帰を断念していた。6日(同7日)には左足の指と左膝半月板の手術を予定している。