4年目となる今シーズンは同学年で大学に進んだ選手たちがドラフト対象となるだけに、ますます周囲の目は厳しくなってくる。来年も今年のような状況が続くと、戦力として見切られるケースが出てくる恐れもあるだろう。 こうして見てみると、ドラフト1位で入団しても期待通りに活躍できる選手は決して多くないことがよく分かる。ただ、いずれも高いポテンシャルが評価されてプロ入りした選手ばかりだけに、何とか1人でも多くの選手がその才能を開花させてくれることを期待したい。（文・西尾典文） 西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所（PABBlab）」主任研究員。
西尾典文
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