大阪モデル赤信号・通天閣が悔しい赤色ネオン再点灯
大阪モデル赤信号・通天閣が悔しい赤色ネオン再点灯
大阪府は7日、大阪府庁で開かれた「第44回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で、重症病床の使用率がひっ迫していることなどから、府独自の指標である「大阪モデル」の赤信号を点灯、医療非常事態宣言を出すことを決定した。それに伴い、なにわのシンボル「通天閣」(大阪市浪速区)では、府からの依頼を受け、同日午後6時15分ごろから赤いネオンを点灯させた。 【中継録画】通天閣が赤色ネオン点灯 たまたま新世界を歩いていた高井隆光社長に独占インタビュー
通天閣では、昨年12月3日にも大阪モデルの赤信号を灯す赤いネオンを点灯させており、今回で2度目となる。通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長は「大阪府からの依頼を受け、ここ数日、ネオン担当の業者に連絡をして準備を進めていました。なんとか医療崩壊だけは阻止してほしい」と話す。 そして「感染による重症化率も高いため、府民のみなさまには注意いただきたいです。明けない夜はないという言葉を信じて、引き続きこの苦難を乗り越えていきたい」と話していた。
通天閣では先週の土・日曜日の一日の入場者数が約500人、今週月曜日は200人の入場者数だったが、昨年までは少なくとも一日3千人の入場者数があったことを思えば、現在も厳しい状況が続いている。