【小学生向けタブレット教材】「月々3000円台から」と書かれていたので受講しようと決めたのに、入会手続きをしていたらウチの小学5年生だと「月6000円台」だと判明しました。どうして同じ小学生で「2倍の額」になるのでしょうか?
安さをアピールした広告に魅力を感じ、タブレット教材への入会を決めた方もいるのではないでしょうか。しかし、実際には学年によって料金が異なり、場合によっては2倍近い料金になるケースもあります。このような料金の差が生じる理由を理解しないまま契約すると、後悔する可能性もあります。 そこで本記事では、学年ごとの料金差の理由や、広告の表示に隠されたポイントを解説し、納得して最適な教材を選ぶための方法をご紹介します。 ▼「3人目3万円」に思わぬ落とし穴! 2024年12月に前倒しになった「児童手当拡充」の注意点
「月々3000円台」の広告はなぜ誤解を招くのか?
タブレット教材の広告には、よく「月々3000円台から」などといったキャッチコピーが使われています。この表現自体は間違いではありませんが、実際にその料金が適用されるのは特定の条件に限られることがほとんどです。 例えば、低学年(小学1~3年生)を対象とした場合の料金がその金額であることが多く、学年が上がるにつれて料金も上昇する仕組みになっています。 さらに、「3000円台」は通常、基本料金を指しており、タブレット代やその他のオプション料金が含まれていないケースもあります。これにより、最終的な支払金額が広告から大きくかけ離れていることがあります。タブレット代や教材費、入会金などを含めると、実際の月額費用が1万円を超えることも珍しくありません。
なぜ学年が上がると料金が高くなるのか?
学年が上がると料金が高くなる理由は、教材の内容やサービスがより充実し、コストが増加するためです。高度な教材を開発するには、低学年向け教材以上にコストがかかります。 まず、高学年向けの教材では、科目数が増える傾向があります。低学年では主要科目として国語や算数が中心になりますが、高学年になると理科や社会、英語なども学習の範囲に含まれることが一般的です。それに伴い、教材の分量が増え、より高度な内容が求められるようになります。 さらに、高学年では進学や中学受験を視野に入れた学習サポートが加わることがあるでしょう。このサポートには、個別の質問対応やオンライン指導、模擬試験の提供などが含まれます。これらの追加サービスは、子どもがスムーズに学習を進めるために有益ですが、当然ながら料金にも反映されるので、高くなります。