「都構想」賛成派が第一声(全文1)より良い協定書に生まれ変わった
都構想になれば住民サービスは向上する
われわれは10年間、大阪市と大阪府の二重行政をやめて、そして成長戦略をつくって大阪を成長させてきたんです。反対派は何をしてきたんですか。大阪を衰退させてきただけじゃないですか。反対派に任せることはできません。住民サービス、都構想になれば充実します。僕は、都構想になれば住民サービスは向上してくると思います。 なんでか、簡単です。住民サービスを増やすためには財源が必要なんです、財源。大阪を成長させる府と市の二重行政では大阪は成長しません。これをこの間やってきました。大阪を成長させて、税収を増やして、財源を増やしてそして住民サービスを増やす。役所の無駄遣いは徹底的になくす。政治家のための金の使い方はしない。これを徹底的にやってきたんです。 まさにこの10年間やってきたこと。バーチャル大阪都でやってきたこと、ぜひこれを制度として一本化していきたいんです。なんでか。僕と今、松井市長がやってますが、こんなのは人間関係です。人間関係ほど脆弱なものはない。振り返ってみてもらったら分かりますが、15年、20年前、これまでの大阪市と大阪府の歴史は市長と知事が会うことなんかほとんどなかったんです。大阪の成長戦略を実行する、それができてこなかったんです。大阪がどういう方向をむいて前へ進むのか、それを決めることができてこなかったんです。これが大阪府と大阪市の歴史だったんです。 これにピリオドを打ちましょうと。大阪府と大阪市が1つになったらもっと大阪は力を発揮することができるんです。それを阻害してきたのが、あの役所にいる古い古い議員たちがやってきたことじゃないですか。これを変えていきましょうと。皆さんの手に、大阪府と大阪市の成長を取り戻して、そして住民サービスを増やしていきましょうということ、これは10年間やってきました。
大阪を成長させる土台をつくる
これを制度として、ぜひ一本化しないといけない。人間関係という脆弱な関係ではなくて、大阪を成長させる土台をつくっていく。そしてそれが今の僕たちのためだけでもなくて、次の世代もそのまた次の世代のことも考えてやらなければなりません。これをぜひやりたいんです。成長する大阪をつくって、その土台をつくって、そして次の世代にもバトンタッチする、成長する大阪を見たいじゃないですか。僕も見たいです。 大阪府と大阪市が力を合わせて、バーチャル都構想でいろんなことをやってきました。あのうめきたのエリアもそう、ここからちょっと北に上ったうめきたのエリア、ずっと空き地でしたけども、操車場でしたが、大阪府と大阪市が力を合わせて今方向性が決定をし、そして実行してます。 当時、平松さんはあそこにサッカー場を造りたいという、橋下さんは、それはおかしいという。全然、話がまとまりません。でも今はバーチャル都構想ですから方向性が決まります。あのうめきたのエリアは都心のど真ん中に大きな緑、本物の緑を誘致します。ニューヨークのセントラルパークみたいになりますよ、あのうめきたのエリアは。そして当然、ビルも建てて、新たな産業が生まれるようにする。都心のど真ん中に本物の緑、セントラルパークを誘致します。楽しみに皆さん見ててください。 それから、このエリア、このエリアもちょっとタクシーの運転手さん申し訳ないけど、タクシー運転のこの駐車場は横に造りますが、ここは広場にしていきます。人が集う広場です。南海から降りてきて、このど真ん中に広場を造る。それからベイエリア、夢洲、今はもうぺんぺん草が生えてるような広い空き地がありますが、あそこに大阪・関西万博を誘致します。これも大阪府と大阪市が一体してやったからこそできたんです。 かつてあのオリンピックを誘致しましたが、大阪市が単体でオリンピックを誘致して惨敗でした。まったく歯が立たなかった、世界との勝負で。そのとき大阪市は単独でオリンピックを誘致し、大阪府は知らんぷりですよ。なんですか、この関係。大阪市も大阪府も一緒なんじゃないんですかと。なんで役所同士が張り合ってるんですか。それで一番割を食ってるのは市民・府民の皆さんなんです。おかしいじゃないですか。 【書き起こし】「都構想」賛成派が第一声 全文2に続く