「やはり只者ではない」斎藤元彦氏当選で“反対22市長”不参加の「ハーバード卒市長」にネット再注目
兵庫県の斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う出直し知事選が11月17日に行われ、無所属で再出馬した斎藤氏が再選を果たした。そんな中、同県の“最年少市長”がネットで話題となっている。 【写真あり】「やはり只者ではない」と絶賛される“ハーバード卒”のイケメン市長 その人物とは兵庫県芦屋市の高島崚輔市長(27)だ。高島氏は昨年4月の芦屋市長選挙で、現行の公職選挙法における市長の中で歴代最年少となる26歳で当選。名門私立の灘中高から東大に進学、米ハーバード大卒業という経歴にも高い注目が集まった。 高島氏が話題となっているのは、斎藤氏と“一騎打ち”になった元尼崎市長・稲村和美氏(52)の支持を打ち出した市長会「有志22人」のメンバーに名を連ねなかった点だ。 知事選最終盤の14日、兵庫県内の29市のうち22市の市長が稲村氏支持に賛同。高島氏を含めたそのほか7市の市長は、中立の立場を維持することなどを理由に有志には加わらなかったという。 自治体の首長が選挙期間中に特定候補への支持表明をするのは異例のことで、会見では市長会長である丹波篠山市長の酒井隆明氏(70)が「これ以上の県政の混乱に終止符を打ってほしい」と述べたほか、斎藤氏を真っ向から批判する市長もいた。 なかでも相生市長の谷口芳紀氏(75)が「私は少なくとも(斎藤氏は)県知事として、資格がないのではないかとも思っておりますわ」と述べ、“威嚇”するように机を叩く場面は波紋を呼んだ。 そんななか、高島氏は沈黙を貫いていたが、知事選の開票がおこなわれた17日夜にXを更新し、《兵庫県知事選挙で齋藤元彦氏に当確が出ました。おめでとうございます。また、17日間の選挙戦を終えられたすべての候補に敬意を表します》と投稿。 続けて、《芦屋市のまちづくりには、兵庫県と連携して取り組むべき課題もたくさんあります。県民に選ばれた新しいリーダーと連携し、芦屋市のために職務に邁進します。県政の混乱が終息し、よりよい兵庫県へ向けてともに一歩踏み出せることを祈っています》と決意を表明した。 市長会「有志22人」の声明には参加せず、さらに斎藤氏の当選後にすぐにお祝いのメッセージを出した高島氏。Xでは、高島氏の時流を読む力に注目が集まっている。 《それにしても芦屋市長の高島氏、頭脳自体も優秀だが政局センスも優れていることをここで証明したな 22市長たちは次の選挙が怖かろう》 《22市長に乗っからずに静観し、いち早く当選おめでとうコメントを出す芦屋市長はやはり只者ではないな》 《芦屋市の若くてハーバード出てる市長は兵庫県知事に関わる22市長の乱には参加せず 市議が勝手なことを発信しても即、無関係と突き放す やはり賢いな》 《若き彗星の如くエリート市長さんと思ってたけど、22市長に足並み揃えず、周りがどうあれ自らの意思で歩を進められた選択と冷静な行動は、見てる市民はよく見てると思います》