今年の外食シーンを賑わしたのは? 2024年トレンドグルメ総ざらい!
西麻布「蒼菓」は5月オープン。「The Tabelog Award」で2年連続Goldを受賞した「蒼」がプロデュースしたお店です。今まで華やかなパフェなどを提供するお店が多い中、ソリッドなお皿が印象的でした。
9月にオープンの恵比寿「Germei」は長谷川稔グループ。1997年生まれの横石芽映氏がパティシエで、熊のぬいぐるみや置物など、かわいらしい演出が至る所に施されています。 どのお店も1万円台後半から2万円台と決して安くはないですが、予約は好調の模様です。
10位:ちょうどいい、がうれしい「ハーフコース」
人気店になればなるほど、どんなジャンルでもおまかせコース1本のお店が多くなります。そして、人気とともにお値段も上がり、その値段に見合うよう、お料理の量も増えていく、という循環がここ数年の流れでした。 悲しいことに、歳とともに食べられる量が減っていくのが最近の悩みだったのですが、今年に入って少なめのコースの後、食べたい人はアラカルトから追加するお店が増えてきました! 6月に「いち太」から店名を新たにスタートした日本料理の外苑前「太いち」。以前は10品ほど出していたコースの料理を5品に絞り、代わりにアラカルトが増えました。アラカルトの一番人気は隠し味に豆腐を入れてふんわりとした「ハンバーグ」。
同じく6月には「創和堂」の料理長が独立して話題になった「白金 芯」が白金高輪にオープン。「季節のお任せ5品」をいただいた後はアラカルトタイム。5品でも十分満足できるボリュームですが、お腹に余裕があれば、、好きに選べるアラカルトメニューも400円から用意されています。
7月にはあの「ダルマット」が、「P-MATTO(プリマット)」と名前も新たにリニューアルオープンしました。リニューアルに際し、シェフおまかせのおつまみ(フィンガーフード等6品程度)で構成される「フレキシーコース」6,600円の後に別途アラカルトで前菜、パスタ、メインの中からオーダーするスタイルに変わりました。アラカルトでは「ダルマット」のスペシャリテだった「桃の冷製パスタ」も1,650円でオーダー可能です。 ちなみに、ハーフコース+アラカルトのお店が増えるのは本当にありがたいのですが、どのお店もアラカルトが魅力的過ぎて、結果、コースより食べ過ぎてしまう悩みが加わりました。