なぜか犬が寄っていく “何もしていない”のに犬に好かれる人の秘密とは
積極的にお世話をしたり、いつも一緒にいたりするわけでもないのに、なぜか犬から好かれる人っていますよね。今回は、そんな“何もしていないのに犬に好かれる人”の秘密(理由)について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺いました。 【写真】トリミングから帰宅したポメラニアン、ニコニコ笑顔にキュン!
積極的にお世話をしない人が犬に好かれる理由
――毎日お世話をしている飼い主さんよりも、積極的にお世話をしていない人がなぜか犬に好かれるという場合、どのような理由が考えられますか? 原先生: 「飼い主さんは日々のしつけやお世話で厳しく接する場面もありますが、ほかの人は“純粋にかわいがるだけの場合が多い”というのが理由のひとつとして挙げられるでしょう。また、日常的に接していない人は、犬にとって珍しく、興味を引きやすい対象であることも関係しているのかもしれません」
たまにしか会わない人が犬に好かれる理由
――なかには、毎日一緒に暮らしている家族よりも、たまに帰省する家族や、ときどき家を訪れる知人などによく甘える犬もいるようです。こうした、ふだん一緒にいない人がなぜか犬に好かれる背景には、どのような理由があるのでしょうか? 原先生: 「先述したことと似ていますが、新しい人との出会いで、犬の関心がそっちに向いているのかもしれません。また、その人のニオイや雰囲気がなんとなく好きといった場合もあると思います」
犬に好かれるためのポイント
――最後に、犬に好かれる人になるためのポイントを教えてください。 原先生: 「落ち着いた態度で接するように心がけ、適切な距離感でやさしく話しかけてあげるとよいでしょう。また、一緒に遊んだり、おやつをあげたりするのもよいかもしれませんね」なぜか犬に好かれる人には、さまざまな理由があることがわかりました。愛犬から今よりもっと好かれるためにも、原先生に教えていただいた接し方を取り入れてみてはいかがでしょうか。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生) 取材・文/長谷部サチ ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。 ※記事の内容は2024年12月時点の情報です。
いぬのきもちWeb編集室