「誰も触れないし、そのまま」 日本の異常な光景に目を奪われたクロアチア人 驚いた理由とは
外国人観光客のなかには、日本の日常に驚きを隠せない人も。初訪日のクロアチア人は、滞在中に街中で見かけたある光景に、母国との違いを感じたそう。そのワケとはいったい、なんだったのでしょうか。 【写真】クロアチア人が目を疑った日本の異常な光景の写真 ◇ ◇ ◇
「すべてが魅力的」 すでに再訪へ意欲
クロアチアから初めて日本へやってきた、ルカさん。2週間滞在し、東京や広島、大阪、京都などを観光する計画です。 「日本はとても素晴らしくて、大好きになりました。また来るのが今から楽しみで仕方ありません。お金が貯まったら、すぐに来ますよ!」 ルカさんは、日本に来ることが長年の夢だったそう。その理由は「食べ物、文化、建築物、もちろんテクノロジーも含めて、すべてが魅力的だからですよ」と、日本への愛をにじませます。
「日本は安全です」 母国との文化の違いを実感
そんなルカさんに、日本でクロアチアとの違いを感じたことについて聞きました。 「たくさんありすぎて、何から話していいかわからないくらいです(笑)」と前置きしつつも、開口一番に出てきたのは治安面です。 「まず、日本は安全です。大阪へ行ったときに、その辺の道に自転車が10台くらい停めてあったんです。でも誰も触れないし、そのままです」 ルカさんによると、もしクロアチアだったら、放置された自転車は「5分で盗まれます」とのこと。自転車先進国といわれるヨーロッパですが、ルカさんの言う通り、なんと5分に1台の自転車が盗難に遭うともいわれています。そのため、たくさんの自転車が路上に停められている日本の光景は、異常なことと映ったようです。 日本の治安の良さは、世界的にも評価されています。国際的なシンクタンク・経済平和研究所が6月に発表した「世界平和度指数ランキング2024」の「社会の安全と治安(Societal Safety and Security)」カテゴリーにおいて、日本は163の国と地域のうち、7位に選出。ちなみに、ルカさんの住むクロアチアは15位ですが、その差は歴然だったようです。 大きなカメラを首からぶら下げて散策を満喫しているところ、たっぷり話を聞かせてくれたルカさん。残りの滞在でも、ゆったりとした気持ちで観光してほしいですね。
Hint-Pot編集部