小池都知事が記者会見12月11日(全文3完)地方自治体の実情に配慮した対応を
保健所の現状をどう見ているのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。保健所の現状についてお伺いしたいんですけれども、今、1日600人ですとか、非常に感染者増えてきていまして、保健所の対応も、業務増えていると思うんですけども、今、都に、各保健所から人員の増員など、要請が相次いでいるような状況なのか、それともそういったことはなく、業務として回っている状況なのかということを伺いたいのと、都の支援体制として、今後考えられるところを教えてください。 小池:保健所の皆さんは本当にこれまでもいろいろ波もありましたけれども、ずっと緊張が続いていることかと思います。そしてまた濃厚接触者などを割り出すために、いろいろと聞き取りの作業など、中には行動について教えてくれない人がいたりして、そこがまた不明につながってくると、その数がたまると不安になるという話が続くわけですね。そういう中でもいろいろとご苦労を重ねながら対応しておられることには敬意を表したいと思います。 そういう中で、例えば都が直轄しております多摩地域の保健所でいろいろトライアルでLINEを用いた形での健康観察によって、その分負担が軽減できるというのを横展開していくとか、それからさまざまなバックオフィス的な、事務の作業などについては公募をいたしまして、そこでそういった医学的な、保健師的なそういう判断ではなく、そのあとのフォローをするロジスティックスみたいな部分などについての事務を担うような方々、応募してくださった方々、今もすでに活動しておられます。 そういう意味では大変なことは続いていますけれども、必要な対策をそれぞれ特別区における保健所や、また、多摩における保健所などと連携をしながら、また、都としていろいろ新しい方策なども打ち出しながら進めているといったところであります。 こちらも年末年始があるわけですね。そういう意味で医療従事者への心遣いと申し上げていますけれども、保健所の皆さんも苦労されているという点について思いをはせていただきたいし、ご協力もその点でもお願いしたいと思っております。じゃあこれでよろしいでしょうか、ありがとうございました。 司会:本日の記者会見は終了いたしました。本日の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。記者会見は終了しております。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見12月11日