カスタムのブライダル・シューズとともに叶えた、スペイン古農家でのウエディング
ドレスを見つける前にブライダルシューズをデザインした、ジェマ・チルヴァースさんのウエディング・ストーリーをお届けします。
14歳で出会った夫
私が現在の夫、ジェイクと出会ったのはお互いに14歳の時でした。私たちはちがう学校に通っていましたが、ロンドンではよく友達グループのメンバーが重なったので、いい友達になり、4年後には同じ大学に行くことになりました。当時、私はつきあっていたボーイフレンドと別れ、女友達がみんなその週末は実家に帰っていたため、ジェイクの肩に顔をうずめて泣かせてもらいました。その後、私たちの間の何かが変わり、以来ずっと、短い破局を除いて―7年間も関係がはっきりしなかったため―一緒にいます。 プロポーズは全くサプライズではありませんでした。彼がうっかりプロポーズの計画をもらし続けたからです! 彼のカメラロールに私の手の拡大写真を発見したり、私の姉宛の「エンゲージリング」というタイトルのメールが彼のスクリーンに出てきたり。私の父なんて、ジェイクと話していたら、急に結婚の申し込みをされた、と興奮していました。スペインではプロポーズはサプライズではないので、彼は気づかなかったのです。あまりに計画が見え見えだったので、笑うしかありませんでした。
プロポーズ当日
私たちは、スペインのコスタ・ブラバのベグールという村にある私の両親の別荘でバカンスを過ごしていました。父がバルセロナ出身で、この村は両親が最初に出会った場所なのです。私たちがある晩、いつもどおり村のお城に上ると、ある砲塔の前で彼がひざまずいたのでした。それはものすごく特別な瞬間でした。彼は私のために指輪をデザインしてくれたのですが、エメラルドを2つのダイヤモンドの間にセッティングした、幅広のゴールドのリングです。