カスタムのブライダル・シューズとともに叶えた、スペイン古農家でのウエディング
ドレスの前にまずシューズ!
私には、自分が着たいウエディング・ドレスのイメージがまったくありませんでした。ピンタレストであらかじめ画像を集めておいてプランを立てるとか、そういうタイプの人間ではないのです。ただ私は、2002年にローンチした母の名前を冠したシューズブランド、ペネロペ・チルヴァースで母が働くのを見ながら育ち、3年前にコンテンツ・クリエーション・マネージャーとして働き始めました。ですから、もちろん自分のウエディング・シューズは自分でデザインしたいと思いました。 私はプラットフォームヒールのサンダルのシルエットが大好きでしたし、'70年代ファッション、特にヴィンテージのフローラルプリントに夢中でした。そこで、母と姉のアフリカと協力しながら、白地に鮮やかなイエロー、ピーチカラー、グリーンのフローラルプリントを作りました。私たちは力を合わせて仕事をするのが大好きでしたが、デザインでこれほど密接に仕事をしたのは初めてでした。一緒に座って知恵を出し合うのは素晴らしいことで、すごく特別な感じがしました。
それから私は自分のドレスを見つけました。サテンの、ストラップがついた、ドロップウェストのドレスです。The Own Studioのもので、背中の開いたデザインにお直ししました。
ブライズメイドもお揃いに
靴は花嫁の伝統的なチョイスとは言えないかもしれませんが、結婚式全体のテーマに沿ったものになりました。ブライズメイドもペネロペ・チルヴァースを履くことになるのは明らかでしたが、私とお揃いにするのはどうだろう? と思いつきました。私たちはあのフローラルプリントを、ベストセラーのハイ・バレンシア・エスパドリーユ・ウェッジサンダルに使い、ブライズメイドのドレスにはプリントの中の色を選ぶことにしました。この靴は13人のブライズメイドと私をつなぐ共通点となり、ウエディング・パーティに参加したすべての人々にその意味をはっきりと表すことになりました。