ハードオフでよく見る“激安ジャンク品”→修理すると…… 予想外な展開に「掘り出し物でしたね」
ハードオフで購入したジャンク品のオーディオ機器をチェックする動画が、YouTubeに投稿されました。四苦八苦しながら故障の原因を突き止める様子は、記事執筆時点で1万回以上再生されています。 【画像】修理した結果
“珍しいジャンク品”を入手!
動画が投稿したのは、ハードの動作検証や修理動画を発信しているYouTubeチャンネル「たまこTv」。今回は、2004年にPanasonicから販売されていたミニコンポ「SA-PM700MD」の状態を確認していきます。 税込み1100円で販売されていた同商品を購入する決め手となったのは、ジャンク品では珍しく「カセットテープの再生および音出しが可能であった」こと。商品票によるとCDトレイは開閉するものの再生ができず、MDの動作に関しては未確認だそうです。“ひょっとしたらMDやCDは使えるのではないか”と考えた投稿者さんは、運試しも兼ねて検証することにしました。 つまみの色は変色しているものの、本体とスピーカーはあまり傷付いておらず、外観は悪くないようです。しかし、中にMDが入ったままであり電源を入れると異音がします。どうやらMDを内部から出そうとしているところで止まってしまっているようで、取り出しボタンを押してもディスクは出てきません。
MDに切り替わってしまう
いったんMDの方はそのままにしておき、次はCD側の確認。このコンポは最大でCDを5枚収納できるようになっており、どのトレイも問題なく開閉します。調査の結果、トレイ開閉だけではなく「CDを読み込む」ことも可能と分かり、スピーカーにつなげばしっかりと音を出してくれます。なお、商品票の通りカセットテープは読み込めるので、試しにBluetoothカセットアダプターを挿入したところスマートフォンによる遠隔操作でも音楽を再生できました。 ここまでの状況を整理するとカセットテープおよびCDは読み込めるものの、MDは何らかの理由により正常には読み込めないようです。また、CDを再生させようとすると勝手にMDへ切り替わってしまう不具合も発生しています。一連の動作確認を終えた投稿者さんは、“これらの症状が重なったためにハードオフ側はCDを再生できないジャンク品と誤解したのではないか”と推測しました。