【2024年版】シルバーウィークに見たい展覧会12選(東日本編)
【神奈川】「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」(ポーラ美術館)
フィリップ・パレーノは現代のフランスを代表するアーティストのひとりであり、映像、彫刻、サウンド、オブジェ、テキストやドローイングなどを通して、現実/フィクション/仮想の境界や、実物と人工物とのあいだに生じる奇妙なずれに意識を向けてきた。本展では、彼の代表作である映像作品《マリリン》をはじめ、ドローイングから立体、映像、大規模なインスタレーションまで、幅広い実践が多面的に紹介される。展示の様子はこちらのフォトレポートから。 会場:ポーラ美術館 会期:6月8日~12月1日
【神奈川】「舟越桂 森へ行く日」(彫刻の森美術館)
聖母子像やスフィンクス、性別を感じさせない静謐な空気をまとった人物像などで知られる舟越桂。本展は3月29日に没した彫刻家の足取りをたどる機会となる。また、本館ギャラリーの向かいの建物では、「彫刻の森美術館 名作コレクション+舟越桂選」と題し、彫刻の森美術館が所蔵する名作の数々と、舟越が選出した現代の作家5名(三木俊治、三沢厚彦、杉戸洋、名和晃平、保井智貴)の作品が合わせて展示されている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。展示の様子はフォトレポートから。 会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー 会期:7月26日~11月4日
【愛知】「エッシャー 不思議のヒミツ」(豊田市美術館)
グラフィックアートの可能性を追求したオランダの画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー。遠近法や、幾何学図形、人間の知覚構造に強い関心を抱き、芸術と科学とを融合させた彼の作品は、見る人の視覚を刺激し、多くの驚きを与えてきた。本展では初期から晩年までの作品を通じて、エッシャー作品の不思議のヒミツを紹介する。 展示の様子はこちらのニュースから。 会場:豊田市美術館 会期:7月13日~9月23日
【愛知】「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」(愛知県美術館)
1982年の開館当初から優れたデザインの椅子を収集し、常時数種類を館内に設置してきた「椅子の美術館」こと埼玉県立近代美術館と愛知県美術館が共同企画した本展。椅子の登場するアート、ダンス、映像作品などを通じて、椅子という身近な存在から社会/人間のあり方への考察をうながす機会となる。埼玉県立近代美術館での展示の様子はこちらのフォトレポートから。 会場:愛知県美術館 会期:7月18日~9月23日