【2024年版】シルバーウィークに見たい展覧会12選(東日本編)
【2024年版】シルバーウィークに見たい展覧会12選(東日本編)
今年のシルバーウィーク期間は9月16日(月)と、23日(月)というのふたつの祝日がお休み。ゴールデンウィークのような大型連休ではないですが、夏休みに見逃した展覧会や9月スタートの展覧会に足を運んでみる絶好のチャンスと言えるかもしれません。本記事ではシルバーウィーク期間(9月14日~23日)に東日本で開催される展覧会のなかから編集部が注目する展覧会を紹介します。 *気になるイベントはウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。 * 各展覧会の会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。 * 東京編・西日本編も公開中
【北海道】「驚異と怪異―想像界の生きものたち」(国立アイヌ民族博物館)
人類は、常識や慣習から逸脱した異なるものをどのように認識し、説明し、描いてきたのか。本展は、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣装、絵画、彫刻、書籍を通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探る。プエルトリコのヴェヒガンテ衣装や、ソロモン諸島のトビウオ漁用釣具、インドネシアの舞踏劇ワヤン・オランの衣装《ジャタユ》など、世界各地の人びとが創り出した不思議な生きものたちが集結する予定だ。詳細はこちらのニュースから。 会場:国立アイヌ民族博物館 会期:9月14日~11月17日
【青森】「野良になる」(十和田市現代美術館)
AOMORI GOKANアートフェスの注目展示のひとつが、近代以降の人間中心的な自然観を批判的に問い直す企画展「野良になる」だ。国内外の若手作家の作品を中心に、彫刻、映像、ウールのタペストリー、サウンド、インスタレーション、食など、多岐にわたる表現形式で現代アートを楽しめる展覧会となっている。 会場:十和田市現代美術館 会期:4月13日~11月17日
【青森】「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」(青森県立美術館)
鴻池朋子の身体は東日本大震災以降、地球の振動を新たな画材と感じ、旅をしながら、土木工事や縫いものをメディアとした「絵」を描いてきた。展覧会タイトルにある《メディシン・インフラ(薬の道)》は鴻池が各地を巡り、縁のあった場所に自作を展示保管してもらうというアートプロジェクトであり、本展は同プロジェクトを含む、彼女の旅を通じた制作活動を紹介する。展示の様子はこちらのフォトレポートから。 会場:青森県立美術館 会期:7月13日~9月29日