「はやぶさ2」カプセル回収前にJAXA会見(全文2)未来にバトンつなげたい
相模原、ウーメラ、オンラインの順で質疑
司会:ありがとうございました。途中ウーメラからの音声、聞きづらかった部分ございまして、大変申し訳ございませんでした。ウーメラ会場にお願いがございます。発言の際にはゆっくり大きく言葉を発していただきますようお願いいたします。 それでは、ここから質疑応答に入りたいと思います。質疑応答ですが、3会場ございますので、順番に相模原、続いてウーメラ会場、そのあとオンラインという形で進めていきたいと思います。相模原会場につきましては挙手をいただきまして、壇上向かって左右に2つ、スタンドマイク用意してありますので、そちらのほうでご質問をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 3カ所ですので効率良く進めていきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。それでは相模原会場お願いいたします。じゃあ今、一番早かったので、ジャケットの、後ろの方です。そうですね。
今の心境と意気込みを
NHK:NHKの寺西と申します。津田さんに質問があります。いよいよあさって、カプセルが帰還するということですが、その前にあした分離、そしてTCM-5を打つという運用がいろいろあって、まだ回収というハードルも一方ではあります。今の心境と意気込みをお願いします。 津田:ありがとうございます。今、幸い探査機は非常に順調に飛んでいて、まずここまで非常に慎重な運用がずっと続いてきました。それを支えてきたプロジェクトメンバー、それからサポートしていただいたJAXA内外の方々、それから豪州の方々に本当にここまでのことを感謝申し上げたいと思います。 おかげさまで今、大変良い状態で地球帰還の日を迎えられていますので、最後の1日にいろんな運用が詰まっています。ここをしっかり1つ1つ実行していきたいと思っております。そのための訓練だとか準備は整いましたので、あと最後は本当に探査機が、今まで動かしたことがないところがちゃんと動いてくれること、それからオーストラリアの天気がいいことですかね。そこを祈りながらあした、あさってを、私も楽しみにしております。 司会:続きまして次のご質問をお願いいたします。ではブルーのスーツの、お願いします。