大阪市・松井市長が定例会見6月10日(全文1)総理の予想以上にスピードアップしているのでは
取り残されることはないと考えていいのか
大阪日日新聞:それがたくさん顕在化しているという状況ではないのかもしれませんけども、独居高齢者の多い区ですとか、かなり周りの方々で懸念されている方がいらっしゃいまして、そういった方々が、接種券で確認をしていかれるんでしょうけども、見えないまま取り残されるということはないと考えていいんでしょうか。 松井:それは、例えば高齢者の多い平野区なんかは区長がそういう高齢者に対して予約の代行をしたり、そういう形でなかなか接種予約にたどり着けないご高齢の方に対しては各区の独自のサービスで、その方々が置き去りにならないようにはしていますので。もしそういう形であればぜひ区役所に相談してもらいたいと思います。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。朝日新聞さん。
いずれ平日も接種を行う方針か
朝日新聞:朝日新聞の本多です。城見ホールについてお伺いしたいんですけれども。まずは土日から始めるということですが、いずれ平日も接種は行っていく方針ということでよろしいでしょうか。 松井:これはやっぱりドクターが平日、その部分で対応できるドクターがいていただけるかどうかというマンパワーの問題なので、今のところ、今回公募いただいたのは、普段は勤務医として勤められている方が非常に多くて、その方々のスケジュール的には土日協力してやろうという、そういう人が非常に多かったわけです。フル稼働できる人たちを中心にインテックス等々で勤務いただく形を取りました。土日については、まだ余裕がありましたから、ドクターがそろっていたので、そのドクターのマンパワーを使って土日をまず開けようということです。ですから今後そういうドクターが、平日協力してあげるという方が増えてくればやれますけども、今のところは、城見ホールは土日というふうに考えています。 それから個別接種のほうも増えてきてますので、当初このワクチン接種、スタートした5月下旬から6月初旬は市内で約900弱の個別接種診療所での取り組みでしたけども、6月14日、来週からはその数が1720かな、1720まで個別接種診療所が拡大していきますので。だから個別接種会場が増えるということは、その人たちはもう平日は自分のところの医院でやってくれるということになりますので、まず目標としてる7月末までに65歳以上の方の接種を終えるという形はなんとかつくれているのかなと、こう考えています。 朝日新聞:じゃあ特に平日協力してくれる医師をさらに募集したいとか、そういう考えは今のところないということでしょうか。 松井:募集しても来ますかね、もう。これ、同じ方々に向けて何度応募しても、もう俺、何回も、何回もっていうか、前にも応募しているという人ばっかりやと思います。もう無尽蔵に人材があるわけではありません。だからもう大阪周辺でね。これは大阪市在住だけとは限りませんけれども、周辺で、医師免許を持って、このワクチン接種に協力してやろうという方については、ほぼもうマックスの形で僕は応募いただいていると考えています。