大阪市・松井市長が定例会見6月10日(全文1)総理の予想以上にスピードアップしているのでは
最初は69歳以上にした理由は
読売新聞:読売新聞の浅野です。城見ホールの最初の対象者を69歳以上というふうに線引きされた理由を教えてください。 松井:城見ホールがスタートする時点で、まず接種券が届いている方々を対象にということ。それからワクチン接種の対象というのは、7月末までは65歳以上の高齢者をまずは接種完了させようと。その年齢層が7月末までのわれわれがターゲットとする年齢層でありますから、城見ホールについては69歳という、大阪市の人口構成の中で69歳という、以上の方にまずは一度開放していきたいと、予約を受け付けたいという判断をいたしました。 司会:次の質問をお受けします。日本経済新聞さん。 日本経済新聞:日経新聞の高橋と申します。公募された医療従事者を、14日から西区、28日から東淀川区で従事していただくということなんですけども、この区の会場に選ばれた理由などを教えてください。 松井:選ばれた理由というか、それは各区集団接種会場でさらに、要は接種能力を上げるために区長が判断をしたということです。 司会:次の質問をお受けします。大阪日日新聞さん。
取り残されそうな人に対するフォローは
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。先ほどの読売新聞さんとの関連なんですけども、69歳以上というところですけども、今いろんな大規模接種の会場ができて、キャパが広がっていて、これは非常にいいと思うんですけども、一方で当初の65歳以上というところ、75歳とか85歳の方々のところが多いんですけれども、予約が地元で取れず、大規模接種会場に行くにもちょっと苦しいということで非常に悩んでいる方が一部にいらっしゃいます。城見は近いので、ある程度行けるという意味が1つあったのかなと勝手に思ってたんですけどね。 それともう1つ、やっぱりどうしても行けないというところに対して、大阪市のほうから案内するといいますか、今、予約をネットで受けてる状態だとは思うんですけども、そういったちょっと取り残されそうなところに対するフォローというのは、なんかお考えはないでしょうか。 松井:高齢者の皆さんで? 大阪日日新聞:高齢者の、しかも高齢者の中でも年齢の高いところで予約が取れていないと。大規模接種会場も行きにくいという方々のところです。 松井:たぶんそういう方っていうのは、なんらかの介護が必要な方だと思います。要介護認定の高い方だと思ってますけど。そういう方はなんらかの形で施設なりデイサービスなりのサービスを受けられているので、その方々には福祉局が窓口となって、そういう方々に、そういう方々の中で希望者となってる方は、もう今、実際に接種はスタートして、これが一番最初にスタートしましたから。その方々が約4万人、希望者いらっしゃるんですけれども、この4万人の方については、もう今月中には、まずは第1回目の接種はもうほぼ4万人が終了しております。今月中に第2回目という形で接種をできるような状況になっておりますので、どうしても支援の必要な人が置き去りにされているという状況にはないと、そういうふうに考えています。そこは福祉できちっとやっていますので。