大阪市・松井市長が定例会見6月10日(全文3完)五輪に協力しない選択肢ってあるの?
大阪市の松井一郎市長は10日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長が定例会見(2021年6月10日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長が定例会見(2021年6月10日) ◇ ◇
パブリックビューイングについてどう考えているのか
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村です。すみません、その宣言の関連なんですけれども。基本は府と国との調整になると思うんですけれども、市長ご自身で国のどなたかと宣言の延長について何か話し合われていることはありますでしょうか。 松井:いや、ありません。これは権限が知事ですから。 朝日放送テレビ:ちょっと別件になるんですけれども、東京オリンピックの関係で、自治体によってはパブリックビューイングを中止にするという判断をされているところもあると思うんですが、大阪市としての現時点での、このパブリックビューイングに関する考えはどのようになっているでしょうか。 松井:もともとパブリックビューイングやろうっていう計画はあったんかね。それ、ちょっともともとないんでね。暑いところだから、盛り上がるっていうとラグビーワールドカップのときとかは「てんしば」でやりましたけどね。もう暑いときだから家で、クーラーがついたところで観戦していただくっていうのが一番かなと思いますけどね。
パブリックビューイング設置の可能性はあるのか
朝日放送テレビ:まだ正式なことは何も決まっていないと思うんですけども、屋内で期間中に、そんな大きくない会場でなんかされるような話をちらっとお伺いをしていたんですけども、もし、期間中にそういうことをするのか、それとももう絶対しないのか、その辺りの考え方っていうのは。 松井:準備が必要だと思うけどね。いろいろとパブリックビューイング中止どうのこうのって今、東京もやってるけど、これはやっぱりそのとき、もう本当にオリンピック開催時に日々の感染状況がどうなのかっていうのを見極めながらやればいいんじゃないんかなと思うけどね。例えば大阪でもう感染、とにかく青信号がついている状況、大阪モデルの。青信号の状況であれば、オリンピックがスタートして、例えば日本のアスリートがそういうメダルの可能性の高い、盛り上がる競技大会が見えてきた時点で、大阪市の場合なら3日もあれば、いろんな形で工夫をしながらパブリックビューイング会場つくれるんじゃないかなと思います。ただ、それはちょっといろいろと、いろんな問題点はあるかもしれないけど。3日って言い過ぎかな。1週間ぐらいあったらやれるやろ。 例えばこの間、陸上で日本新記録出たけども。そんな中で大阪由来の選手、そういう可能性が見えてきてね。で、大阪モデルで緑の信号ついていれば、これはもうなんとかやれるという、人が集まっても感染拡大はそんなに、リスクが低いという判断ができれば、3日、1週間あったら、そういうのはつくりますよ。だから今の時点で、東京都もそうだけど、もうこれはやめ、あれはやめっていう、そこまでやらないかんのかなっていうのは、僕は思います。 というのは、もうオリンピックはやるわけなんです。せっかくやるんであれば、みんながなんとか応援できるっていうか、思い出に残るような形を、なんとか工夫してつくればいいんじゃないかなと。今の時点でもうパブリックは駄目だ、これは駄目だということを、大きな目標値は必要だと思いますよ。海外から来ていただく人についてはできるだけ抑えていくとかね。ただ、やっぱり柔軟にできるようなことまで今の時点で全て決める必要がそこまであるんかなと。やるわけですから。オリンピックやるんであれば、やはり思い出に残るような形を工夫すればいいんじゃないかなと、こう考えています。 A:失礼します。ただ今パブリックビューイングについてのお尋ねですが、本市では市役所の、この市役所の1階、正面玄関のホールを予定しておりますが、その対応については現在検討中というふうに局から聞いております。以上です。