大阪の百貨店や劇場など「緊急事態宣言」再延長の対応は
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都や大阪府など9都道府県に発令中の緊急事態宣言は1日、20日までの再延長期間に入った。大阪府では百貨店などの大型商業施設やテーマパークなどへの休業要請を土・日限定にするなど一部緩和。劇場や演芸場なども平日は客席の制限付きで観客を入れた公演が行われる。 【拡大画像】大阪府、飲食店以外への要請、休止等を要請する施設(床面積1000平方メートル超の施設)説明資料
百貨店や地下街
大阪府内の百貨店の対応をみると、「高島屋」「近鉄百貨店」「阪急阪神百貨店」「大丸松坂屋百貨店」などの主要百貨店が、平日は全館営業となる。土・日は生活必需品の販売店舗などを除いて休業。このうち大丸松坂屋百貨店については、土・日(休日)営業については未定となっている。 また、大阪の地下街「ホワイティうめだ」「なんばウォーク」「あべちか」については2日まで臨時休業となるが、3日以降、平日は午後8時まで営業。土・日(休日)は休業となるが、生活必需品販売店舗などの一部店舗は営業している場合があるとしている。 大型複合施設の「グランフロント大阪」「ルクア大阪」も平日の営業を再開。土・日(休日)は休業となる。
テーマパーク、遊園地など
大阪府内のテーマパークをみてみると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、1日から平日の営業を再開し、土・日(休日)は引き続き休業する。 ひらかたパークは、7日から平日の月・火・金のみ営業を再開する。 海遊館は、1日から平日のみ営業再開を行うとしている。
劇場や演芸場、映画館
劇場や演芸場について、吉本興業は「なんばグランド花月(NGK)」「よしもと漫才劇場」「森ノ宮よしもと漫才劇場」で1日から平日の公演を再開。土・日(休日)は中止またはオンライン配信を行うとしている。 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」も同日から平日公演を再開し、全216席のうち102席のみ使用するとしている。 映画館では、TOHOシネマズが1日から大阪府内の梅田、なんば、くずはモール、鳳、泉北の各劇場で営業を再開するとしている。平日は午後9時までに上映を終了、土・日(休日)は休館する。 あべのアポロシネマも同様に平日の営業を1日から再開。同じく平日は午後9時までに上映を終了、土・日(休日)は休館する。 松竹マルチプレックスシアターズもMOVIX八尾、MOVIX堺、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマで1日から平日の営業を再開、土・日(休日)は休館するとしている。