名古屋市・河村市長が定例会見4月26日(全文3)今日、高須先生に電話しましたけど
長期的な産業の育成計画をどうしていくのか
日本経済新聞:あと、ごめんなさい、もう1点。産業政策についてもちょっとお伺いしたいのですが。この中部のエリア、市長も前、今までおっしゃっている、トヨタがリードしてきたという話だったと思うんですけど、この製造業が自動車製造業、EV、電気自動車にシフトが進んでいて、中長期的に業界全体にも悪影響が懸案されています。それからコロナの状況で航空宇宙産業とかもちょっと今、低迷気味だと思うんですね。この辺、長期的な産業の育成の計画というのはどうしていくかっていうことをちょっと聞かせてください。 河村:大問題で、トヨタさんに頑張ってもらうのが、なんといっても一番ですけどね。これは名古屋港の貿易黒字7兆1000億、1兆減りましたけどね、6兆1000億に。その半分はだいたい自動車だといわれておりますので。かといってやっぱり、要するに世界の経済は何が引っ張っていくかっちゅうのは経済学の基本的な理論ですけど、それはやっぱりよりいいものをより安くつくる、イノベーションの力だということになっとる。これは通説的な見解ですわ。 となると国際展示場のようなものね。相当いいもの。ビッグサイトと対抗できると。展示会協会の人もビッグサイトでやろうか、名古屋の展示場でやろうかと。県もつくってもらったので、それはそれで一緒にやるのはいいんだけど、飛行機の関連、来る人たちは。その国際展示場の、相当ええ、世界でトップクラスのができるかどうかが大きいと思いますよ、私。自動車、マザーマシンですか。日本でトップなのは自動車、マザーマシン、ロボット、もう1つ、飛行機。この4つがこの辺のトップですので、そこの品評会いうか、もうしょっちゅうやっとると、これ、名古屋で。それにできるかどうかが大きいと思いますね。 日本経済新聞:今回の公約でもスタートアップ企業の育成というのも掲げてらっしゃると思うんですけど、GAFAを超える名古屋の企業をつくるとか、スタートアップ企業を応援したい金融機関や投資家を支援ってファンドサポートの創設を目指すと。この辺ちょっと具体的に、この4年間でどう支えていくかお聞かせいただけますか。 河村:いろいろやっとりますよ。ぎょうさんあって。いろいろやっとりますし、ベースキャンプも、なごのキャンパスとか、それから、なんやシュランなんやシュランとか、栄にある。なんやったか、あれ。そう言うと怒られますけど、商工会議所と一緒にやって。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見4月26日 全文4へ続く