シバターはRIZINから永久追放すべきなのか…前田日明氏、セコンド宮田和幸氏、扇久保博正らから止まらぬ批判…擁護意見も
大晦日の総合格闘技イベント「RIZIN.33」で炎上系Youtuberプロレスラーのシバター(36)が元K-1王者、久保優太(34)に飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで1本勝ちした試合で持ち上がった八百長疑惑問題がいっこうに沈静化しない。“やらせ”を示す両者のものと見られるLINEのスクリーンショットの流出から、シバターの完全否定、久保自身の衝撃告白と続き、シバターが再び、開き直りとも取れる意味不明の救済の申し立てを行ったことで騒動は沈静化どころかさらに炎上。当日、久保のセコンドについていたBRAVE代表で元オリンピアンの宮田和幸氏(45)、メインのRIZINバンタム級トーナメントで優勝した扇久保博正(34)、元格闘王の前田日明氏(62)、元K-1戦士の小比類巻貴之氏(44)らが次々とYoutubeで意見を発信した。シバター永久追放を求める声が強まる一方で反対意見も。主催のRIZINサイドは公式な対応、見解を示していない。
「オレもお前も格闘技から足を洗おう」
シバターがまた火に油を注いだ。 自身の公式Youtubeの再生回数を増やす狙いなのか。八百長疑惑を完全否定した動画に続き、4日「久保優太を救いたい」という題で、第2弾の動画をアップ。 まるで今回の八百長疑惑騒動が他人事のような体で、「お前、去年の大晦日のRIZINで戦って試合前にそのYoutuberの“1ラウンド目は手を抜いて下さい、2ラウンド目からお互い本気でいきましょう“というあからさま、わかりやすい嘘に騙されて1ラウンド目手加減して負けたらしいな」と、ここまで表沙汰になった“不当行為”を認め、「お前、何やってんだよ。そのYoutuberがいつも動画や試合で使う常套句じゃないか」と自身の行為を正当化した。 久保の親族がシバターとのLINEのやりとりを暴露し、久保自身が青汁王子こと三崎優太氏のYoutubeに電話で出演してすべてを明かしたことを「もし台本を受けるんだったら真実は墓場まで持って行くつもりじゃなきゃ。結果が逆だったら、お前騒がないだろう。1から10までダサすぎるぞ」などと批判した。 Youtube企画ではなく、歴史と権威のあるRIZINのリングで、自らが大問題を起こしたことへの反省がないどころか、台本があったことをばらした久保を責めたてて「一度台本をのんだ格闘家、どこの団体も使ってくれないぞ。RIZINはおろか、日本の格闘技界全部だ」と、RIZINから永久追放となる可能性を示唆した。 「オレもお前も格闘技からは足を洗おう」と呼びかけた上で、“救済”として自らが行っているパチンコ営業へ久保を誘った。シバターの思惑通り、この動画の再生回数は、90万回を超えた。Youtube企画やSNS上での炎上、舌戦のパターンでは、この幕引きで良かったのかもしれないが、真剣勝負のRIZINで行った“やらせ行為”だけに周囲は許さなかった。 まず声をあげたのは、半年前から久保にMMAを指導。このシバター戦のセコンドにもつき、腕ひしぎ逆十字を決められ、タップをしなかった久保に最終的にバトン(タオル)を投入した宮田氏だ。