J1で主力も…苦しむ古巣へ電撃移籍「グッとくる」 29歳CBの男気溢れる決断が「号泣不可避」
千葉がDF鳥海晃司をC大阪から獲得
ジェフユナイテッド千葉は12月21日、J1のセレッソ大阪からDF鳥海晃司を完全移籍で獲得した。古巣への復帰となった鳥海が綴った思いと覚悟のコメントが、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。 【写真】「奥様可愛い!」「素敵すぎる」 J主将が美人妻と登場した結婚発表ショット 鳥海は、千葉生まれの29歳。千葉ジュニアユースからユース(U-18)へと進み、その後は明治大学を経て、2018年に千葉でプロデビューを果たした。初年度はJ2リーグ24試合、2年目も24試合、3年目の2020年シーズンには31試合1得点をマークした。 21年からJ1のC大阪へ完全移籍。在籍4年目の今季は主力センターバックとしてリーグ30試合に出場していたなか、25年シーズンから古巣の千葉へ5年ぶりに復帰が決まった。今季の千葉はリーグ戦7位でフィニッシュ。惜しくもJ1昇格プレーオフ圏内に食い込めなかった。鳥海は今回の移籍に関して、並々ならぬ覚悟を明らかにしている。 「セレッソ大阪から加入する事を決めました。ジェフを出て行く時にも伝えましたが、サッカー人生は短いです。その短い人生の中での次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい。自分がJ1に上げてこのステージに戻ってきたらいいんだと、サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました。この決断が間違っていなかったとを自分自身に、そして自分の意思を尊重してくれた家族のためにも証明しなければなりません。いい時もそうでない時もお互いを信じてファミリーとなって必ず昇格しましょう」 このメッセージを受けてSNS上では「漢気溢れる」「最高の加入コメント」「号泣不可避」「グッとくる」「全員でJ1に」「おかえり!」といったポジティブな声や応援の言葉が多く届けられた。来年で30歳を迎える鳥海が表現した地元クラブへの思いが、大きな反響を呼んでいる。
FOOTBALL ZONE編集部