シバターはRIZINから永久追放すべきなのか…前田日明氏、セコンド宮田和幸氏、扇久保博正らから止まらぬ批判…擁護意見も
前田氏は、現役時代にプロレスラーから総合格闘家に転身して一時代を築いた。引退後は、リングス、アウトサイダーなどの総合格闘技団体のプロモーターを務め、シバターがアウトサイダーのリングに上がっていたときは、リングサイドで恒例の赤いジャケットを着て責任者として見守っている。 前田氏は「最初は体重差があると思ったが、何か不可解だった。ボディーへの攻撃もしてないし、ローやカーフキックだけで相手の様子を見ていた。(3分×2ラウンドのMMAルールで)1ラウンドから様子を見ることはないと思っていたけど、久保君どうしちゃったの?という動き。あまり集中出来なかったのかな」と、試合を怪しんだ上で、こう問題点を指摘した。 「何で久保君も(シバターの提案に)ハイと言っちゃったのかな。こういうことはRIZIN側が選手をちゃんとコントロールしないと駄目。RIZINは何をやる場か。競技をやる場なのか、“お化け屋敷”をやる場なのか。八百長情報があるのならRIZINがちゃんと選手の管理、コントロールをしないとダメ。そういうことがあるとギャラ没収だけで済まさず、選手生命に及ぶぞというところ。それくらいやんなきゃいけない。オレなら選手を守ってくれとRIZINに抗議する。RIZINに出る選手が全員立ち上がるべき」 再発防止のためのRIZINの選手管理の徹底を訴え、今回のシバターのような不当行為を働いた選手に対して永久追放処分などの厳しい姿勢を打ち出すことを求めた。 業界“裏情報通“の前田氏は、過去に大物日本人格闘家と、海外の大物ボクサーとの異種格闘技戦でも似たような“八百長疑惑”があったことを明かし、「交渉にいった連中が、どうしようもないこと、だますことをやった。シバターはプロレスファンで(この話を)知っているから、やっちゃいけないことをやった」と推測。「久保君を救済してあげないと可哀そう」と声をあげた。 一方でシバターの不当行為を「作戦だ」と擁護する声もある。現役時代にミスターストイックとして知られ、魔裟斗氏と名勝負を繰り広げた元K-1戦士の小比類巻氏は、自身の公式Youtubeチャンネル「KOHIチャンネル」を更新。