シバターはRIZINから永久追放すべきなのか…前田日明氏、セコンド宮田和幸氏、扇久保博正らから止まらぬ批判…擁護意見も
宮田氏は、自身の公式Youtubeチャンネル「宮田和幸ヘラクレスチャンネル」を更新。宮田氏は、試合前に両者に“やりとり“があったことを「しらなかった」とした上で、一度、決定していた対戦カードが流れ、シバターの提案を受け入れた久保の苦渋の決断に理解を示した。そして、師匠の立場として、こう無念を口にした。 「僕にセコンドなので言って欲しかったというのはもちろんある。でも(もしやらせ依頼があったことを僕に)言ったら試合をさせなかった。させて、そのまま八百長というか、出来レースなしで、1ラウンド目から行こうと相手に合図してやってもよかった」 また宮田氏は「(RIZINに)八百長はない。昔はあったかもしれないが、今は発想自体がない」と断言した上で、以前もシバターに八百長疑惑があり、見破った過去があることを明かした。 それは2015年11月にディファ有明で行われた総合格闘技イベント「ZST」でのシバター対平信一の試合。シバターがジャーマンスープレックスで投げられて完敗した試合だが、「プロが見たらおかしいとわかる。あいつはガチンコをやっていないと言ったことがある。常習犯」と切り捨てた。当時シバターは自身のYoutubeで八百長を否定し、「万が一あったとしても言わねえよ」と開き直っていた。 また宮田氏は、バトン投入後、久保が「(腕ひしぎ逆十字固めは)決まっていないですよ」と訴えたことを明かし、選手の命と肉体を守るための判断だったことも説明。 気になる今後について「そこ(やらせ)に乗っちゃった久保君もダメなんだけど、RIZIN側と久保君とシバターで話し合うと思う。(シバターは格闘技の)選手じゃないんだろうね。炎上してもいい(と思ってやっている)。八百長じゃないと言えば八百長じゃない。作戦と言えば作戦。難しい問題になるけれど、個人的には(RIZINで)使って欲しくない。こっちは真剣にやっている。いろんなのがあっていい。Youtubeで視聴率取る人がRIZINに出る、芸能人が出るとか、孝太(三浦)もそう。格闘技をいろんな人に見てもらいたい。でも全員が真剣」と、シバターのRIZINからの永久追放を訴えた。 またRIZIN大晦日大会のRIZINバンタム級トーナメント決勝で朝倉海を判定で破り、初代覇者となった扇久保も、公式Youtubeチャンネル「おぎちゃんねる」で「あの試合は僕らとは別枠。僕らの試合と同じものだと考えないでほしい」と訴えた。 LINEで依頼された“やらせ”を承諾して裏切られて敗れ、後になって舞台裏を明かした久保に対しても「対戦相手にLINEするっていうのがあり得ないこと。そこも論外。仮に打ち合わせをしていたとしても、それでだまされて負けたと言ってしまうのは、すごくちょっとダサい」と容赦なかった。 元格闘王の前田氏も黙っていなかった。自身の公式Youtubeチャンネル「前田日明チャンネル」を更新。今回の問題について語り、「(シバターの最新)動画を見たけど、お前何言ってんだ。(シバターは)クズ中のクズ」と叩き斬った。