なぜシバターは大晦日大会直前に問題発言を連発したのか…ドタキャン示唆にファイトマネー内幕暴露からRIZINの痛烈批判
大晦日の総合格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)の出場選手インタビューが29日、オンラインで行われ、第6試合で90kg契約のRIZIN MMA特別ルール(判定無し、KO、1本のみで決着)3分2ラウンドで元K-1王者の久保優太(34、PURGE TOKYO/BRAVE)と対戦する炎上系Youtuberでプロレスラーのシバター(36、フリー)も登場した。試合のドタキャンをちらつかせ、RIZINを痛烈に批判するなどの問題発言を連発。”お騒がせ男”が最後の最後までRIZINをひっかきまわしそうだ。
立ち消えになった日米Youtuber対決に恨み節
シバターは、カバンの中からまだRIZIN運営側に提出していないという2枚の契約書を取り出した。 「まだ契約書を渡していない。ギリギリワンチャン、やめれるかなと思って悩んでる。みんな演技だと思っているけれど本当。後で(運営側に契約書を)ひったくられるかもしれない。渡したら終わり。どうしましょうね」 ここまで自身のYoutubeで散々「棄権する」「棄権する」と煽ってきた。 大会を2日後に控えて、またドタキャンをちらつかせる。ここまできたら、もう“棄権する、する詐欺“だが、シバターは、質問した筆者に噛みついてきた。 「普通に怖いでしょう。今インタビューしている方も、明日K-1チャンプと戦えと言われたら、1000万円もらっても嫌でしょう? それと同じ。(シバターは)格闘技経験があるじゃん、体重重いじゃん、と言われても、ただ怖い。危険すぎる」 ここまで皇治との交渉舞台裏を次々と暴露してきた。榊原CEOが不快感を示すほどだったが、それについても「Youtuberをブッキングしているんだから、これも込み込み。YoutuberはRIZINよりでかい発信力を持っている。自分が得だ、盛り上がると思ったら、どんどん発信しますよ。(僕を)呼ぶってことは、そうなるってわかってもらわないと」と反論した。 これはシバターが正論。 舌好調のシバター劇場は、RIZIN批判に矛先が向かう。 「RIZINの契約の仕方が下手くそすぎます」 今年のはじめの段階でもうRIZINからの大晦日出場のオファーがあり、世界的なスターYoutuberで、無敗の元5階級制覇王者、フロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)とのボクシングマッチまで実現したローガン・ポール(米国)との対戦案が浮上したが、それも立ち消えになったという。 「握り(契約)が甘くてWWE(米国プロレス団体)にとられちゃった。まったくスピード感がない」 RIZINとの交渉、打ち合わせの度に六本木の事務所に呼び出されることを「ZOOMでいいのにスピード感がない」と批判し、さらに皇治との交渉不成立の不満をこうぶちまけた。