日本維新の会次期代表「決まればみんなで支えるべき」大阪・吉村知事会見7月20日(全文4完)
新代表が選ばれれば、執行部に入って支える
これは僕自身も、もう選挙の翌日、投開票日に皆さんに聞かれた翌日から、もう伝えてることでもあります。新代表が選ばれれば、僕は執行部に入って、その人を支えるということをもう伝えてます。その人が誰かは、今は分かりません。選挙するわけですから。でも、それはみんなで選んだ代表なんだから、僕は執行部に入って、つまり大阪維新の会の代表としてそこに入って、その人を支えるという判断をしているわけです。 なので、そういったことも踏まえて、大阪維新の会として、じゃあ誰か特定の人を、大阪維新の会、組織として動くということはないということです。ただ、大阪維新の会のメンバーもいろんな思いを持ってるから、それはメンバーが自由に動くのは自由だと僕は思います。 NHK:ありがとうございます。
基準はないが安倍元総理の国葬に賛成する理由は
共同通信:共同通信の丸田と申します。先ほどの国葬に関連して、1つお尋ねです。安倍元総理の国葬には賛成とおっしゃった上で、一定の基準は示されるべきだともおっしゃっていました。現状、ちょっと私も法律に詳しいわけではないのであれなんですが、いわゆる国葬法というのはもう失効していて、今の政府は、今回の安倍元総理の国葬実施に当たっては、内閣府設置法でしたかが根拠になり得るというような見解を示しています。 なので現状、いわゆる一定の基準はないけど、安倍元総理に関して賛成というのは、ちょっと、なんでしょう、特殊事情だから故に認められているのか、それとも政府が説明している内閣府設置法とかの、弁護士でもあるので、その辺りの法的な見解というのは、ご自身でも納得できるから賛成というお立場なのか、その辺りはどういうふうに整理されているんでしょうか。 吉村:まず内閣には一定の裁量があると思ってますので、内閣が国葬を決定するかどうかっていう判断権は、僕はあるんだろうというふうに思っています。ただ、判断するに当たって、やはり一定の、じゃあどういう場合に国葬にしますっていう基準はしっかり設けるべきだと、これはべき論です。思っています。 というのも、先ほど申し上げたとおり、じゃあ今、自民党政権ですけど、旧民主党の元総理に万一のことがあったとき、じゃあ国葬になるのかというと、政党によって決められるのもおかしいし。それは内閣としてやるわけだから。しかも国葬としてやるわけですから、政党の葬儀ではないわけなので。であるならば、やはり一定の客観的な基準というのを定めるべきだと、僕は思います。僕が内閣総理大臣だったら定めます。 別に新たに法律を作るということにはならないと思いますけど、内閣の権限の中でも、やっぱり自分のときだけじゃなくて、今後のこともあるわけで、やっぱり内閣なわけですから、政党ではありませんので。ですので、それは基準を定めるべきだというふうに思っています。で、僕自身が賛成と申し上げたのは、今の基準のない中で、国葬にすべきかどうかっていう議論があるわけですけれども、安倍総理の今まで行ってこられた、一番、僕、やっぱ大きいのは、憲政史上最長の総理でもあられたと。また、国際的にもさまざまな実績も残されてるということを考えたときに、国葬がふさわしいと思います。ただ、何も、僕も基準なく言ってるわけなので、それがどうなのかというと、本来であればやっぱり基準を定めた上で、それを判断すべきだというのが見解です。