大阪市・松井市長が定例会見8月26日(全文1)大規模接種センターで妊婦優先予約枠を設定
総合医療センターの診療科休止などの影響は?
朝日新聞:朝日新聞の本多です。先ほどの十三市民病院の関係でちょっと追加で確認したいんですけれども、マンパワーは機構の中でやりとりをするということですが、例えばその影響で総合医療センターの診療科を休止したりとかそういった影響は出る見込みはないでしょうか。 松井:今のところ、そこを増やすことで総合医療センターの一般治療に大きな影響が出るというふうには聞いておりません。それはなぜかというと、今回の中等症の入院されている皆さんは前回と違って、比較的年齢層の若い方々。前回のときはやっぱり65歳以上、高齢者でありましたから、コロナの治療以外のケアが非常に多く必要でした。それ以外の疾患がある方もたくさんいらっしゃった。今回、今の入院状況でいくと、重体な状態というのは、コロナの中等症IIの状態はありますけど、他の疾患と、それから年齢による重体という状況には至っていないということなので、なんとかやりくりができるというふうに聞いております。 司会:次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。
ワクチン異物混入への受け止めは
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村と申します。何点かお伺いをしたい。まずモデルナの異物混入の件なんですけどれも、こうした命を守るためのワクチンの中に異物が混入してしまっていたことへの受け止めをお願いします 松井:これはもうあってはならんと言いたいところですけど、普段のワクチンでも異物はどうしても製造過程の中である、混入することもあるようです。このモデルナ、コロナの対策のワクチンだけではなくてね。従来のインフルエンザのワクチンとかも。だからそれは、そういうことが製造過程の中では起こりうるということを想定をしながら接種の現場においては、多重にワクチンの安全性を確認をしながら、僕は、われわれは接種をしているということです。 ちなみに大阪市の接種会場では希釈するときも、まず瓶を取り出したときに一度チェックして、希釈するときにもチェックしながら、それでもちろん接種するときは接種するドクターないし看護師さんがチェックして、2重、3重でチェックしておりますので、今のところはそういう健康被害等のご連絡はいただいていないということです。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。今、十三市民病院の関係の話が出ていたかと思いますけれども、それとは別で第3のコロナ専門病床に関する例、現状の進捗みたいなものを教えてください。 松井:今ちょっと詳細を詰めています。何度も言うように、現在運営されているわけで、これはそこには他の疾患で治療されている方もいらっしゃいますから、できるだけ大阪府を交えて非常にスピード感を持って今やってますんで。で、相手の民間病院のほうも内部でさまざまな手続きを、手続きというか検討事項をいろいろと問題点を1つ1つ解消しているところです。 これは一番はやはり、これは十三を専門病院にするという決断をしたときもそうですけど、やっぱりドクターと医療従事者の理解というのは非常に重要で、やっぱりもう、じゃあその病院に勤めるのを辞めるという、そういう意見もあるわけですから、だから慎重にやっております。 朝日放送テレビ:吉村知事のほうは、今の第5波への対策として、この第3のコロナ病院の運営をという話をされていましたけれども、だいたいのスケジュール感というのは、どのように考えられているんでしょうか。 松井:専門病院がスタートするまで、第3の? これも相手があることですけども、僕がなんとか9月中にはやりたいということで今、これはこっち側からすごいご無理を申し上げているところです。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見8月26日 全文2に続く