25年以上仕事が途切れないフリーランス流<周囲から能力がある>とみなされる方法。「大切なのは好きでなくとも、なぜか続けられる仕事で…」
◆細々とでもいい。「ひとつ」を続ける 「大好きとはいえないけど、なぜか続けられる仕事」を侮(あなど)らないでください。たとえば、「ライティングもイラストもできる」なら、二足のわらじを履いてもいいですし、途中でどちらかひとつになってもいいのです。 細くてもいい。 とにかく長く続けて、「スキルを積み上げていく」のがおすすめです。 <長く続けるメリット> ●プロフィールに実績として書ける(例「**歴10年」) ●スキルが向上し、知識が増える ●活躍する分野での人脈を構築できる ●周囲からの信頼が厚くなる ●仲間ができる 昨今は、タイムパフォーマンスやコストパフォーマンスが重視される時代です。 それでも、寿司職人歴「1年」と「10年」の人が、同じネタを使い、同じ料金で腕を振るうことになったら、後者のお寿司を食べたくなるのではないでしょうか。 女性向けマネー本の著者として知られる投資家の永田雄三さんは、「投資で成功したいなら、これと思うものに長期で積み立て続けるのが最良の道」と述べています。 フリーランスで何かを成し遂げたいのであれば、「これ!」と思う仕事をコツコツ続けて、少しずつでも実績を積み重ねていきましょう。 これを続けているうちにスキルもどんどん磨かれて、自分の肩書が自然とできあがっていきます。 <POINT> 大好きと断言できない仕事の中に磨きがいのある原石が隠れている
◆フリーランスは健康管理が不可欠 フリーランスは、病気やけがをすれば、それが収入に直結します。 働けなくなれば、 その日から収入が途絶え、医療費の負担も発生します。 会社員であれば、傷病手当金や労災保険といった傷病をカバーする制度がありますが、フリーランスは原則として、これら制度を活用することができません。 健康管理は欠かせません。 今、健康であったり若い人であっても要注意です。 なぜなら、無理がきくからこそオーバーワークになりがちだからです。 健康管理で大切なのは「食事」「睡眠」「運動」といわれます。 私の場合、食事は自炊しています。 お酒も少々いただきながら、おいしいものを楽しく食べるのがモットーです。 睡眠は8時間以上はとるようにしています。 40代までは睡眠を削って働くことが多く、徹夜もしょっちゅうしていました。 50代以降は眠らないと疲れが取れず、仕事もはかどらないので、睡眠を優先しています。 睡眠=怠惰ではありません。 パフォーマンスを上げるためにも睡眠は必要です。
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