股関節トラブル、スピード再婚、困惑ライブ――空気階段の「すばらしき」2022年
昨年の『キングオブコント(以降:KOC)』で優勝を果たし、飛躍の一年を過ごしたお笑いコンビ・空気階段。単独ライブの全国ツアーという目標も叶えた。しかし同時に、鈴木もぐら(以降:もぐら)の股関節にはある異変が生じていた。その余波は、再婚を発表し幸せの絶頂にいた水川かたまり(以降:かたまり)へ、思わぬ形で降りかかることに。人生山あれば谷あり。コント、結婚、手術、流行語に音楽。空気階段の2022年は慌ただしくて、ぐるぐると目が回りそうだ。(撮影:倉増崇史/Yahoo!ニュース オリジナル特集 編集部)
離婚からわずか2年でのスピード再婚に「僕も早いなと思います」
今年のKOC新チャンピオンはビスケットブラザーズに決まった。優勝トロフィー返還によって、空気階段のチャンピオンイヤーは幕を閉じた。 もぐら:返したときにすごいホッとしました。不祥事もなく無事にトロフィーを返せてよかったなと。優勝したことで奥さんの親戚が笑顔で話しかけてくれるようになりましたね。結婚したときの給料が月1万円で、子ども達も奥さんの実家にいましたし。たまにテレビに出たと思ったら「借金芸人」みたいな感じで。やっぱ相当不安だったと思いますよ。 かたまり:今までやったことのない仕事をやらせてもらった一年でしたね。目標だった単独ライブの全国ツアーもできましたし。ただ今回は忙しくて一睡もせずに初日を迎えたので、次の単独はちゃんとスケジュールを考えてやろうと思いました。 11月1日に再婚したかたまり。自身は過去のインタビューで、プライベートが仕事に影響するタイプと答えている。今年はよい方向に作用することが多かったことだろう。 かたまり:そうですね。非常にいい一年だったと思います。
もぐら:結婚したときっていうのは、それはいい状態なわけですから。まあ、やっぱそれをどう保つかっていうことですよね。今油断してるようじゃ、ちょっと危ないかなとは思いますけど。こっからだぞ、ということですね。 ラジオの生放送中にプロポーズの手紙を読み上げたかたまりだが、実際の二人きりでのプロポーズの際には、宝石店の名刺をペットの犬がくわえているのを妻に見つかってしまう大失態をおかしていた。公開プロポーズは挽回の好機だったのではないか。 かたまり:ないです。本当に恥ずかしかったです。ただ、持って帰った手紙は大切にしまってくれました。 離婚からわずか2年での再婚には周囲も驚きを隠せなかった。婚姻届の証人欄には、妻とも共通の友人であるオズワルド・伊藤俊介が署名した。