大阪市・松井市長が定例会見10月22日(全文3)東京で就職したら帰ってけえへん
どういう思いでこの制度に懸けているのか
関西テレビ放送:また代表に伺いたいんですが、今回は人を選ぶ選挙ではなくて制度を選ぶ選挙だと思うんですが、この制度を選ぶ選挙に対して、代表は政治生命を懸けて挑まれるということをおっしゃっています。その信念というか、どういう思いでそこまでこの制度に懸けていらっしゃるのか。なぜこれを実現したいのかというのをあらためて教えていただければ。 松井:やっぱり僕もビジネスやってきて、本当に大阪がどんどん東京に置いていかれる状況というのは、本当にじくじたる思いがあったし。一番はもう僕の子供や孫、次の世代。やっぱりもう、なんて言うかな、大阪で居てほしいというか、大阪でも真面目にやったら豊かになれるようにしたいと。もうそれだけですよ。そろそろみんな僕らの友達ももうおじいちゃん、おばあちゃんになってくるけど、東京の学校行って東京で就職したらもう帰ってけえへんと。今、家も嫁はんと2人やとかね。おやじの年代になったらもう高齢者2人で住んでる。そうなるよ、どんどん。 これも、例えばテレビもキー局だけで全部ようなったら、君らは働くところなくなるよ。だからやっぱり、この大阪、メディアの皆さんも生き残るためには大阪でやっぱり広告を出してくれるところが、力のある会社、必要なんじゃないの。だから僕はそういう、それだけです。 それから、政治生命ってまた大層なこと言うけど、別に命取られるわけじゃありませんから。そんな大層に政治生命とかなんとか、そんな大層には思ってません。自分の人生、もう少しやしね。
2015年と比べてどう思うか
関西テレビ放送:すいません、各分野の方にお話伺うと、この中でなかなか【**ズニ 01:07:29】声を掛けているということもないので、それをどうしても定点観測で2015年と比較することはできないと思うんですけど、やっぱり町の盛り上がりが2015年のときと比べて高いか低いかでいうと、まだ低いのかなと感じてらっしゃる方のほうが多いように感じているんですが、代表としては2015年のときに比べてどういうふうに思ってらっしゃいますか。 松井:2015年と比較するというのはどうかなと思いますけど。2015年のときは初めての都構想で、それからコロナもないし、賛成、反対両陣営がすごくエキサイトし過ぎてた。僕や橋下さんもちょっと雰囲気、強引にやってましたよ。そういう性格っていうか、われわれはどちらかというと突き進むタイプが僕や橋下さんでしたから。吉村はその辺、吉村知事はやっぱりその辺スマートで、冷静な人ですからね。それを盛り上がっていると思うのか、ちょっとエキサイティングし過ぎと思うのか、それだけのことだと思います。 今回はコロナということで、普通そういう選挙になると人を呼び込んで場所を告知してやるわけですけど、できるだけ告知しなくて、もう当日1時間前から実はここでやりますっていうやり方やってるんで、それほど今度、逆に賛成、反対両派とも人が集まっている、そういうのは見えにくいということだと思います。