大阪市・松井市長が定例会見10月22日(全文5完)改善幅は東京、神奈川より大きい
大阪市の松井一郎市長は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長が定例会見(2020年10月22日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長が定例会見(2020年10月22日) ◇ ◇
挽回したのなら高い成長率にならないとおかしい
横田:大阪府のほうが全国平均より低いのはなぜかと聞いたら、市長、日曜日の囲みでは、タイムラグ、準備期間が必要だったということで、あらためて2014年観光局が発足したときから3年間で見ても、大阪が0.4で、全国平均が0.6で下回ってると。 あと説明していただいたのが、大阪はもともとはどん底だったと、成長率が低かったと。そこからスタートしたんでっていうことなんですが、だったら成長率、それから挽回したわけですから。それは高い成長率になってないとおかしな話で、どっちにも理由として成り立たないと。要は例えて言えば、二重行政を解消した強力エンジンを積んだ大阪のバーチャル都構想のほうが、二重行政を積んだぽんこつ車と競争したら、なぜかぽんこつ車のほうが勝っちゃったと。これは維新の強力エンジンはやっぱりいかさま、まがい物で、詐欺的商法をやってるようなイメージにも思えるんですが、これどう理解すればよろしいんでしょうか。 松井:あのね、検証しました。今、横田さんが言う数字ね、2007年から2011年までは、大阪はマイナス成長でした。マイナスの0.45%。そして2012年から2017年、プラスの0.61。この0.61と例えば神奈川はこのときに0.84、大阪のほうが神奈川よりは低い。でもその以前、2007年~2011年の神奈川の成長率はマイナス0.07。大阪はそのとき0.45、マイナスの。ですから、大阪は2007年~2011年というのはマイナス2桁の、0点2桁の、マイナス成長だったんです。スタートライン非常に低いんです。で、そこから2012年から2017年の成長率がプラス0.61。で、神奈川が0.77、東京は0.81。だから、東京と神奈川に成長率低いように、これ低い数字です。 でもこれで改善率、改善したものを見ると、マイナス4.5からスタートしてるんで、マイナス4.5からスタートしたら、プラス1.06ポイント改善してます。東京が0.87ポイント、神奈川が0.84ポイントの改善です。改善幅でわれわれは東京、神奈川よりは改善幅が大きくなってると。それはもともと低いところからですから。マイナス成長というのはあるんです。みんながゼロからじゃないんです。マイナスの0.45から今、プラスの0.61に大阪はなってるということです。