〝脱・お役所っぽさ〟掲げ!? 行政の広報担当サミット 課題や悩みも共有【長野・塩尻市】
県内市長村の広報担当者が紙面作りや動画制作などのレベルを上げようと、塩尻市で初めてサミットが開かれました。キーワードは「脱・お役所っぽさ」です。 県内77市町村から18市町村の広報担当職員が集まった「信州広報サミット」。 全国で開かれた広報コンクールで塩尻市・松本市・茅野市が入選したことをきっかけに企画されました。 いかに、見てもらえる広報誌や動画を作るか。そのレベルを高め合うために市町村の広報担当者が情報交換。 ちなみに、松本市がPR動画を作る時に気をつけていることは… ■松本市の担当職員 「『脱・お役所っぽさ』ですね。市政を身近に感じてもらうことを目指している」 一方、塩尻市は… ■塩尻市の担当職員 「行政広報の堅苦しさ打破を狙って、市内3校の生徒に広報アドバイザーとして紙面に出演してもらいました」 グループディスカッションでは行政職員同士で課題や悩みを共有しました。 「皆さん休めてます?」 (一同笑い) 「あんまりです(担当が)一人なので土日があっても編集していて、平日休むのも難しい時もあって」 ■塩尻市から参加 「知っているようで知らない苦労や悩みを聞けたので日々の業務に生かせたら」 時代の流れやトレンドを押さえながら街の魅力をいかに発信していくのか。それぞれが学ぶ機会となったようです。